グウィンダイヤーのレビュー一覧

  • 戦争と人類
    人類と戦争の関りについて、人類の起源からさかのぼり、文明を築くとともにどのように変化していったかを論じている。
    また本書は歴史というマクロの視点のみでなく、各戦争の実相がどのようなものであったか当時の戦いに参加した個人の手記を手掛かりにミクロな視点も付与しようと試みている。

    本書の良い所は決して客...続きを読む
  • 戦争と人類
    人類がどのように争い、戦争をしてきたのかを先史時代から現代にいたるまで記載している。
    この100年で戦争の仕方が急激に変わってきている。今後どうなるかわからないが争いをやめることはなさそうだ。
  • 戦争と人類
    人類の戦争の歴史を知ることができたのと、核戦争になったら助からないなと思える一冊だった。
    ただ私が勉強不足なので昔の歴史を良く知っていればもっと面白く読めるかも。
    私はネットで頑張って検索して読んだが。笑
    ただ核戦争は現在もこれからも絶対起きて欲しくないと思った。
  • 戦争と人類
    面白かった.世界史の類はどうも苦手意識を覚えてしまう自分でもすらすらと読めた.

    原始の狩猟採取時代から現代に至るまでの人間同士の争い(戦争)を巨視的に描いている.
    国家の樹立や技術革新など,歴史の進展とともに戦争の技術,戦術,戦略がいたちごっこのように進化し,現代まで脈々と続いていることがよく理解...続きを読む
  • 戦争と人類
    人類も所詮動物であり、争いはする。
    しかし殺し合うところまで行ってしまうのは、他の動物と違うところだと思いながら読み進めた。

    改めて、人類歴史は戦争の歴史でもあることがわかった。
    ロシアのウクライナ侵略やイスラエルとパレスチナの紛争がクローズアップされているが、大国同士の世界大戦は、この75年発生...続きを読む
  • 戦争と人類
    人類史を説明して、平和に至る道を模索する。正に私のライフワーク。早速手に取った。が、なんか違う‥‥。

    第1章冒頭から、「(人類は戦争を)受け継いだのだ。人類のもっとも遠い先祖も戦争をしたし、進化の隣人であるサルも戦争をする」と断定している。私の人類史の理解と大きく違う。戦争は文明を手に入れた時、初...続きを読む
  • 戦争と人類
    星4なのは、私が理解できなかった部分がたくさんあったからです。私の知識が増えたら星は変化します。
    今起きている戦争の原因も分からないのに、戦争を批判・悲嘆していていいのだろうか、と思っていた時期に刊行されました。
    結局ぼんやりとしたまま読み終えましたが、理解できた部分があるだけ有り難いです。
  • 戦争と人類
    人類史における戦争の歴史について書いている本である。
     
     個々の戦争の善悪といったことには触れてない。戦争の「進化」については、多くの章をさいて書かれている。また、最後の章には、人類が「戦争を止める」ことの可能性について触れている。
     そう、「それでも努力をやめる理由はない」。これは大事だ。
  • 戦争と人類
    ヒトが「戦争」を行い出したのはサルの頃からだが、狩猟社会から農耕に移行し、かつ遊牧民族が生まれた頃から酷くなったらしい。

    考古学的な証拠もあるのだろうが、全体に、風が吹いて桶屋が儲かった感じが漂う。
    戦争の歴史がどのように変わって来たのかという著述は面白かった。「核」が生まれて全てが変わった。
    ...続きを読む