水元さきののレビュー一覧

  • わたしの気になるあの子

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    きっとおじいさんのような考えかたの人達はまだまだいっぱいいるんだろう。それは解決しなくてはいけない問題だ。でもその人たちは相手のことを思って言っているのかもしれない。私達が誰かに良くないっていうときも頭ごなしに否定するんじゃなくて、ケンカというよりかは話し合いみたいにするべきかも。相手だって私達も同じように自分が当たり前だと思っていた考えを否定されたら嫌だろうしな。

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    2025年07月21日
  • わたしの気になるあの子

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    ネタバレ

    最初は詩音が病気とかで坊主にしてしまったのかと思ったけど、お姉ちゃんのためだったなんて思っていませんでした。
    バラのお話の場面がお姉ちゃんが優しくて心に残りました。
    最後には瑠美奈まで坊主にしてしまうなんてすごい勇気だなと思いました。
    詩音と瑠美奈が「おしゃれボーズの会」に行ったお話しが気になります。

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    2024年09月22日
  • わたしの気になるあの子

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    助けたいけどどこまで助けたらいいかの境界線がよく分からない…。
    とてもよく共感できたところもありましたが行動力は真似できないな、と驚く1冊でした。

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    2024年06月29日
  • わたしの気になるあの子

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    ネタバレ

    ある日、小学生の主人公のクラスメートの女子が坊主になって登校してきた。周りから変な目で
    しょっちゅう見られる。しかし、その坊主の女の子の姉も坊主だった。姉の通っている学校の校則がブラックで、その校則を変えるよう反抗するために坊主になったという…。
    坊主は女の子の気持ちに寄り添いたいと主人公が考えて行動する物語だった。
    坊主は男の子がする髪型だと固定概念があった
    ことに気づかされた。
    ほんの小さなことでも無意識に性差別は起きていることを知り、少しでも多様性のある世の中にするために、そういう固定概念を捨てることが大切だなと思った。

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    2023年09月09日
  • わたしの気になるあの子

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    ジェンダーレスとはなにか、当たり前とはなにか、決められたことって正しいのか、自由や意思を貫いた場合社会は周囲はどんな風に反発してくるのか、を考えることが出来る一冊。思春期になり、色々なことに疑問を持ったり反発したくなる頃に差し掛かるまたはその手前の頃、高学年の間に読んでおいて損はないと思う。
    文章は読みやすく、主人公や準主人公に感情移入もしやすいと思う。

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    2021年07月18日
  • わたしの気になるあの子

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    まさに今現在、ジェンダーレスの時代。

    この小説を読み終わって感じたことは、
    「自分の娘が坊主にしてきたらどう思うだろう」だ。んー、複雑だ。

    「女らしく」「男らしく」「みんな一緒」
    小さい頃から刷り込まれている言葉。
    ‥私はまだまだだな。

    小6女子の心の揺れ動き、みなさんに読んで欲しい。

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    2021年05月02日
  • わたしの気になるあの子

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    ネタバレ

    女の子が坊主はダメですか?

    ある日、同級生が坊主にしてきた。どうして坊主にしたんだろう。おかしいと言うけど、なぜおかしいんだろう。女の子らしく、と言われるとモヤモヤする。それぞれが好きな髪型、好きなファッション、好きなことをしたらいいんじゃないの?

    古いジェンダー観を持つ祖父の言動に疑問を感じていた瑠美奈と、理不尽な校則に疑問を感じて声を上げていくために坊主にした姉を応援しようとした詩音。2人の視点が入れ替わりながら物語は進む。それぞれの保護者たち、学校や教員の反応はおしなべてその子を思う気持ちから出たものなのだが、それが子どもに理想像を押し付けていることもある。長くその価値観に染まって生

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    2022年01月30日
  • わたしの気になるあの子

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    坊主にしたクラスメイトの女の子、お菓子作りが好きな弟、女の子らしさを押し付けてくる祖父……など「女の子らしく」「男の子らしく」ジェンダーについて考える本。最後のおばあちゃんの言葉がスッキリする。読後はさわやか。

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    2021年10月05日
  • わたしの気になるあの子

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    以前、「わたしの苦手なあの子」を読んだ。
    この時は、小学生女子の考えていることがこんなにわかるなんて
    すごいと感じた。
    今回の小学生女子は、ちょっと大人すぎる。
    で、身近な問題のはずなのに、身近に感じられなかった。
    価値観の押し付けがちょっと辛かった。

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    2021年05月05日