大山口菜都美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
30の面白い数学の話と、最後にまだまだある数学の話、合わせて31の話が収められている。
フィボナッチ数列、トポロジー、素因数分解などは少し知っていたけれど、両手の10本の指で掛け算ができるとは知らなかった!
好きな九の段を思い浮かべて、9にかける数と同じ番号の指を折り曲げたら…うわ!ほんとだ!と通勤電車の中で興奮した。
これ、学校で教えて欲しいなあ。
こういう小ネタがあると、「勉強って楽しい」と思えるから。
私が勉強を好きなのはこういう経験があるから。
好きだからといって、必ずしも成績最上位だったり試験に合格したりできるわけではないけれど……。
子供達に教えてみよう。
反応はイマイチかもしれ -
Posted by ブクログ
数学は得意でないし、苦手です。それでも、スラスラと理解できたらいいなと、興味とあこがれはあります。ほんとに驚きました。この本を読むと、びっくりするほど数学に対する理解がふかまって、どんな問題も解けるようになり・・・ません。そんな魔法の本はないとわかっていても、数学の本にはいつも期待してしまいます。
日々の生活の中にみつかる31のテーマについて、「写像」?のように数学ワールドが紹介されています。
各テーマ、短くまとめられており、文章をよむだけでぼんやりとでもわかるように書かれていましたので、わたしも大きな苦痛を感じることなく、楽しく読み通すことができました。
いろんな事象から数学的要 -
Posted by ブクログ
これはまさに全然知らない状態で
本屋行って表紙とタイトルと帯で惹かれて、
あれよあれよと買ってしまった1冊ですね。
めくるめく数学。読む前からワクワクするわ…………
3名の女性数学者による数学の美しさ、面白さ、エンタメ性を説いた本です。
正直言ってしまうと中身めっちゃ数学の計算式並んでます。笑
ただ、それだけで「うげっ数字の羅列無理……」
とならず普段数学に苦手意識がある方にも、
日常生活でイメージしやすい情景を例に挙げて
数学の話をしてくれるので面白いです。
ただ途中で著者たちの数学への熱狂具合は沸々と…笑
“こんなところにもフィボナッチ数!”
って、鍵盤のお話の時にいきなりフィボナッチ数の -
Posted by ブクログ
私は数学が苦手だ。高校で理系に進み、大学の学部学科もゴリゴリの理系だったのに数学が大の苦手なのだ。理系としては致命的とも言える欠点だが、それでも理系を選んだのははっきりとした答えが出るからだろう。それに苦手ではあるが興味がないわけではないので、少しでも苦手意識を払拭したくてこの本を読んでみた。
普段は私も含めてほとんどの人が意識していないと思うが、我々の生活の中には数学が溢れている。意識してはいないけどわかってはいるはずだ。でもそのことを深く考えないし、理解したい!と思って数学の勉強に励む人もおそらくあんまりいない……と思う。私の主観ではあるが多分数学好きな人ってそんなにいないんですよ。少な