岡野大嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
かわいい装丁に素敵なタイトル。
岡野さんの作品は日常を切り取った歌や、音楽に関する歌が多くて、私は特に日常の歌が好き。それからたまにグサっと刺さる短歌もあって、それも好き。
ふとしたときに思い出して、ふふってひとり微笑みたくなるような、そんな短歌たちだ。
裾がいい服を着ていく今日たぶん俯きがちなわたしのために(90ページ)
今回いちばん好きだなぁと思ったのはこの短歌。やらなきゃいけないことだとか、悪い結果がみえているときだとか、落ち込むことはあるけれど、自分にしかわからない、小さな好きや希望をこっそり携えて出かける。そういう時ってあるよなぁ、と思った。
これからうつむきがちになりそうな日は -
Posted by ブクログ
かなり前に買っていたのだが、ちょこちょこ読んでぴんとこずしまってあった。
さっきふと、少し開いていた棚からこの歌集が見えて、ちゃんと全部読んでみようと思い立って読んだら、なんだか前とは違って感じられた。こういうのも短歌の面白いところ。自分の状況や心持ちが変われば、読み方も大きく変わる。
刺さらない短歌ももちろんあったし、ハッとさせられたり、自分なりの景色が浮かんだりして、心がものすごく揺れ動くわけではないけれど、心の機微に触れる短歌もたくさんあった。
初めて読んだときに真っ先に開いた自分の誕生日の短歌が、一番刺さっているから不思議。自分の生き方、在り方を見ていてくれたような気がして、すっと心に