イーニッド・ブライトンのレビュー一覧

  • おちゃめなふたご

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    アニメ化もされたイギリス児童文学の新訳。旧訳も読んでいるが、現代風に訳されており、ところどころ思ったのが旧訳では耳に痛い言葉や今の子なら吹き出すだろうなという表現はあからさまに遠回しになっている。傷つきやすい今の子への配慮なの?と思うほど。言い回しも、少々おかしな部分もある。ただ、時代背景は古いものの、現代の子達にも読みやすい文体とイラストだ。旧訳の時は抜粋が多かったようだが、この版では全訳なので、物語全体が読みやすい。

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    2023年12月27日
  • おちゃめなふたごの秘密

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    大好きな「おちゃめなふたご」シリーズ第二弾の、新訳版です。
    セントクレアズ学院の生活を目一杯楽しむ双子に、甘えん坊で泣き虫でナルシストの従姉妹、アリスンも加わって…。

    アリスンは友達にするならちょっとどうかなと思う子だけど(シリーズが進むごとに成長していくので、後になるとそうは感じなくなると思いますが)、可愛くて好きなキャラクターでしたので、新訳で会えて嬉しいです。

    後書きで訳者さんも話されてましたが、現在の価値観、大人になった今、旧訳より解像度が上がった新訳で読むと…
    セントクレアズの子供たちがマージェリーにしたことって、「いじめ」なんですよねー…。
    皆、正義感が強く真面目でユーモアもあ

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    2023年10月21日
  • おちゃめなふたご

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    子供の頃に夢中になって読んでいたシリーズの新訳版です。
    ずっと、「もっと完訳に近い本が日本でも出ればいいのに!」と思っていましたので、書店で見つけて歓喜しました。
    旧版よりは細部まで訳されていて、ゆえに解像度も高いです。

    上流の学校で甘やかされて付け上がった双子を案じた両親に、良識あるセントクレア学院に入れられた主人公のパットとイザベル。
    最初は意地を張って、学校に馴染もうとしなかった双子だけど、やがて学院の素晴らしさに気付き、友達にも心を開いて、勉強もスポーツもがんばるようになって…。

    イギリスの寄宿学校、真夜中のパーティー、美味しそうな食べ物。
    幼い頃の憧れが、新しい言葉とイラストで現

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    2023年10月21日
  • おちゃめなふたごの秘密

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    ネタバレ

    1巻目の時も思ったが、旧版を読んでいる者にとっては違和感がありすぎる。上げたらキリがないが、校外学習のシーンで踏みつけられたスケッチブックの一文、旧版では「誰かがやったとは考えるのも恐ろしく」が消されているしイザベルの言葉も「ひどい事をするなんて」に変わっている。「ロバーツ先生は『厄介な事が起きたな』と内心舌打ちをした」も消されている。これは、表現規制だろうか。教師として最低だから。最後のシーンではルーシーとマージェリーの休暇中の過ごした方については、完全に作り替えられている。新訳は現代の子供達にも読みやすいように、さらには英語力のある子供達への配慮だろうか。

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    2024年02月16日