【感想・ネタバレ】おちゃめなふたごの秘密のレビュー

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Posted by ブクログ

大好きな「おちゃめなふたご」シリーズ第二弾の、新訳版です。
セントクレアズ学院の生活を目一杯楽しむ双子に、甘えん坊で泣き虫でナルシストの従姉妹、アリスンも加わって…。

アリスンは友達にするならちょっとどうかなと思う子だけど(シリーズが進むごとに成長していくので、後になるとそうは感じなくなると思いますが)、可愛くて好きなキャラクターでしたので、新訳で会えて嬉しいです。

後書きで訳者さんも話されてましたが、現在の価値観、大人になった今、旧訳より解像度が上がった新訳で読むと…
セントクレアズの子供たちがマージェリーにしたことって、「いじめ」なんですよねー…。
皆、正義感が強く真面目でユーモアもある良い子だけど、人として未熟すぎて、愛想のない新入生に何か事情があるのだろうと考えることも出来ず、感情と思い込みから、皆であの子を無視しましょう!ってなった。
しかも主人公のパットが言い出しっぺで。
こりゃマージェリーもパットなんて嫌い!ってなりますよ。(エリカのパット嫌いは逆恨みだけど)

この出来事がまたこの子たちを成長させたかもしれないけど、良い子は真似しないでね!と言いたくなるエピソードです。
だけど、さすがに主人公たちの周囲の大人たちはよく出来た大人たちですね。

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2023年10月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1巻目の時も思ったが、旧版を読んでいる者にとっては違和感がありすぎる。上げたらキリがないが、校外学習のシーンで踏みつけられたスケッチブックの一文、旧版では「誰かがやったとは考えるのも恐ろしく」が消されているしイザベルの言葉も「ひどい事をするなんて」に変わっている。「ロバーツ先生は『厄介な事が起きたな』と内心舌打ちをした」も消されている。これは、表現規制だろうか。教師として最低だから。最後のシーンではルーシーとマージェリーの休暇中の過ごした方については、完全に作り替えられている。新訳は現代の子供達にも読みやすいように、さらには英語力のある子供達への配慮だろうか。

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2024年02月16日

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