村雲菜月のレビュー一覧
-
推し活。タイトルにもある通り、ハイになってる人ってソトから見ると不審だし、気持ち悪い、、といったところか。ラストの悲しさがなんとも。部長のセリフ「価値のある体験にお金を使えない人が、商品を買う」が突き刺さる。消費社会に踊らされているということか。。Posted by ブクログ
-
本人は幸せで夢中だけど側から見たら、こわっとなる。あるなあ、と思います。自分も気をつけよう。
とは言え夢中になれるものがあるのは楽しそう。
髪の毛でもクレーンゲームでも仕事でも。なにゅなにゅでも。Posted by ブクログ -
読む前に、とある書店員さんの「もう、なにゅなにゅって何よ」というコメントを見ました。
最後まで読むと、そんな小説だったなと思いました。
好きなものに夢中になるのは楽しさもありますが、どうなってしまうかわからない、抜け出せない怖さもあると感じました。 -
好きなものに没頭して、好きすぎて極めたくなり、暴走してしまう。
私も若かった頃(笑)はこの主人公みたいに好きなものは何でも集めたくて、いろんなところに足を運んだりしてグッズを必死に集めてたな。
仕事だから、誰かの為だからという大義名分を掲げて暴走する姿には恐怖を感じました。Posted by ブクログ -
治安の悪い場所物件のマンションの408号室の住人は次から次へといなくなる。蜘蛛を瓶に入れベランダに放置する女、ナンパする男末吉、インコを預かった女、壁の中の絵に同化してしまった女、みんなどこかへ姿を消す。ポストに溢れ出る前住者の手紙チラシ類やいるのかいないのか怪しげな管理会社。ジワジワ怖い。Posted by ブクログ
-
シュールすぎる。最後の話から考察すると、この人の後に初音さんや末吉さんが引っ越してきたって事なのかな?最後の話の主人公が「花房千紘」さん?この人が住人たちを見て考察して文章を書いているから、こがねの章の主人公の名前が分からず「住人」となっているのかなPosted by ブクログ