成東志樹のレビュー一覧

  • 君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした

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    涙がだばだばになる綺麗な愛の話でした。家庭環境に難のある坂田くんと豊田くんの同類間の友情も、神様に愛されすぎてしまったんじゃないかってくらい生まれ育ちも心も綺麗な西川くんから坂田くんへ贈られるエゴの入った気持ちも、その繋がりから生まれた人の縁もひたすら綺麗でよかったです…触ったら壊れちゃいそうなくらいどこもかしこも繊細で透き通ってる物語が沁みました。

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    2025年11月17日
  • 君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした

    購入済み

    いっぱい泣けました

    タイトルと表紙でああ、好きだろうな。と思って読みました
    やはり好きでした。

    愛の形は人それぞれ、受け取り方も人それぞれ。

    登場人物みんな、それぞれの愛を持っていて押し付けたりしない、優しい作品でした。

    #感動する #泣ける #切ない

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    2025年04月04日
  • 君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした

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    夜間工事現場でバイトをしている坂田の前に
    「買わせてくれない? 君の時間を、月20万円で」
    と現れ告げた少年西川。
    親もなく金もない坂田に断る事を選ぶことは出来ず…。

    こんなに「愛とは?」を考えさせられ切なくなった作品は数える程しか読んだ事がないです。
    坂田の境遇とあまりにも違い過ぎる西川への複雑な思い。
    西川の坂田への執着。
    契約を結び「友達」になって欲しいという西川の本当の理由と真実に涙が止まりませんでした。

    2人で海辺で過ごすシーン、2度ありますが2度目はもう切なくて。

    西川が坂田に手渡した「愛」は永遠に変わらないと。

    あとがきの先生の言葉、私も共に探します。

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    2024年03月05日
  • 君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした

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    泣いた
    いつのまにか泣かされていた
    少しずつ、“さっちゃん”の心に血が通っていって、愛を受け止められるところにたどり着けてよかった
    “香月”の渡したものが愛になってよかった

    死、はひとつの別れだけれど、亡くなった人が全て消えてしまうわけではない
    著者は大きな喪失を味わって、そこから進んだひとなのかな、とも思った
    筆を折る覚悟の中、書かれた話だとあとがきにあって、受賞してこの作品が世に出てよかった

    ミニシアターの映画を見ているような、ひっそりとしてるけれど、心に残るお話だった

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    2023年08月25日
  • 君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした

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    ネタバレ

    いやー無理無理無理
    しんどいがちで
    死んじゃうの!?え!?ハピエン厨爆死なんだけど
    大号泣すぎて無理
    ただただ萌えを摂取できるだけの作品かと思ってたら大火傷だった泣
    西川君が最後に送ったものは愛でもあり呪いでもあるんだろうな。

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    2024年07月26日
  • 君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした

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    ネタバレ

     人が死ぬメリバなので涙する場面もあった。
     ただ、主人公のモノローグがあまりに詩的なので、長すぎる詩や散文を読んでる感覚だった。

     高校生で父親が蒸発し母親が病死して天涯孤独になった主人公がバイトをして治療費の借金や学費を稼いでいる話だったけど、高校生で親権者がいなくなったなら児童養護施設に入って高校の学費も自分で払う必要はないはず。母の治療費も治療費が高い場合は高額医療が適用されるはずだし、相続放棄すれば親の借金を未成年の子が背負う必要はないはずなので、なぜ未成年の主人公が一人暮らしして借金を返しているのかが気になった。
     社会保障がしっかりしていない昭和の時代とかならまだしも、成人年齢

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    2025年12月20日
  • 君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした

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    父が蒸発し、母が死んで独りになった男子高校生が、金持ち男子高校生に買われる話。
    とまとめると、とんでもライフが始まりそうだけども実際は「愛」の話。

    愛は受けとる側が愛と認識しなければ、どんなに渡しても染み渡ることはない。
    恋愛とか親愛とか友愛とか色々な愛が、色々な形で出てきます。
    でも、どの愛も根本は一緒なのかな。

    金持ち男子高校生の秘密が明かされてからの展開には思わず涙。

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    2024年04月06日
  • 君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした

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    ネタバレ

    スターツ文庫などで今流行りの悲恋小説のBL版。
    ポエムのような文章。
    あとがきに「すべてを間違えた西川にとって」とあるけど、時間がなく、同性で、しかもいろいろと辛酸を舐めている相手ならば、あながち間違いでもないような…。
    愛とは何か。感じ方はやっぱり人それぞれだな。
    友人が妹と幸せそうでよかった。

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    2023年12月04日