渡辺範明のレビュー一覧

  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

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    FFとドラクエを中心に、ファミコン時代からPS4時代までの作品について、両者を比較しながらそれぞれの進化の歴史が記されています。
    作者の思い入れや個人的体験も含めて、とてもわかりよく分析されていると思います。
    最後にある鳥嶋さんへのインタビューも、話をうまく引き出されていて、読みごたえがありました。

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    2025年07月18日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

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    ネタバレ

    ドラクエとFFの開発歴史物語。初代ドラクエは64kb!制約のある中でどうすればUXを高められるか、広告も同様。
    巻末の鳥嶋和彦さんとの対談が感動ものです。

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    2025年06月04日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

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    ネタバレ

    ドラクエ、FFに興味があったから手に取ったのだが、RPGやゲーム機の歴史、そして日本でRPGがどう発展してきたのかまで語られていたのは嬉しい誤算だった。

    著者はスクウェア・エニックスのプロデューサーも務めた人物であり、それぞれのゲームのコンセプトと思想、どのように相互作用してきたかが時代背景とともに丁寧に、ときには笑いを交えて説明されており、最後まで楽しく読むことができる。

    子どものころ毎日のように遊んだゲームの裏話をこんなに詳しく聞けるなんて、満足度の高い本だった。

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    2025年02月19日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

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    ドロマイボドゲのファンなので購入しました。
    当時の社員だったからこそわかる空気感が伝わって面白い。
    私は世代的にドラクエは未プレイ、FFは10.10-2、13くらいしかまともにプレイしたことがないが、本書を読んで未プレイのドラクエやFFの違う作品、特に15をプレイしたくなった。
    最後のインタビューも当時ジャンプ読んでた方には胸熱なんじゃないかな?

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    2025年02月05日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

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    ネタバレ

    狙ったわけではないが、自分のお気に入りボードゲーム(ではないと思うけどジャンルがわからない)「さんぽ神」を作ったドロッセルマイヤーズの中の人が書いた本だった。
    というかこの著者、元はスクエニという普通にゲーム畑の人で、そっちで10年、ボードゲームに移動して10年というデジタル・アナログ派のゲームプロだった。
    そんな人による、JRPG二大巨頭であるドラクエ、FFの功績に関する検証本。

    自分はそれぞれの3くらいから入ったし、シリーズはほぼすべて遊んできているので功績と言われてもピンと来ないが、まあ、この2つがなかったゲーム業界は想像できないから、改めてそれらがどうすごかったのかを説明してくれて非

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    2024年07月08日
  • ボルカルス ~Kaiju on the Earth~ 1

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    めっちゃおもしろい!!!
    設定がそそるし、展開のノリがいいし、そして毎話のクリフハンガーが多彩で、一粒で何度楽しませるん!?ってかんじ。読みやすいながらも味わい尽くせぬ濃さ。
    あといつの時点でも四ツ谷さんと藍田さん可愛くて好き〜

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    2024年05月04日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

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    ドラクエとファイナルファンタジーのナンバー作品それぞれの作った背景、狙いやテーマに軸をここまで丁寧に文章にする言語化力に圧倒されながらあっという間に読みきった。

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    2023年08月20日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

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    国産RPGといってもドラクエFF周りのことしか書いてないんだけど面白く読めた。
    日本でRPGが受け入れられた要因として「ユニバーサルな遊び」であること、「物語の器」として漫画のように楽しめること、という指摘は確かになぁと思った

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    2025年05月07日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

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    ドラクエとFFがどのようにゲームを作ってきたかを概観することで日本のRPGの流れがかなりわかりやすく見えてくる。
    ゲームが新しいメディアであり、購買者の欲望を満足させるために奉仕する存在であるという性質上、日本人のメンタリティを深掘りもできるのではないか

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    2025年01月03日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

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    RPGの定義が白眉です。

    様々なプレイスタイルに対応し、誰でもちょうどいい難易度になるよう自動調整の仕組みが備わったゲーム

    自分がプレイしたことを恥ずかしさ半分で、思い出しながら読み進めることができました。

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    2024年04月29日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

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    ドンピシャ世代なので自分がプレイしていた時の子を思い出しながら興味深く読み進めることができた。ドラクエとFFの違いをここまで明確に文章化してくれているのも面白い

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    2023年12月07日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

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    ドラクエは、勇者が魔王を倒す王道。
    堀井雄二氏、鳥山明氏、すぎやまこういち氏、というチームで作る。
    開発は全て外注。

    FFは、ドラクエに対するアンチ路線。
    スクエア内に開発チームを持つ。

    両者のフィクサー的に動いた鳥嶋和彦氏。
    ピッコロやベジータがいないと悟空が尖らない、
    という思想で、業界や会社を超えて、
    日本のRPGの発展に一役買ったんだな、と。
    ダイの大冒険でも、マトリフとして登場する人。

    スクエニの誕生は、MAの良い例であったことも
    理解できる。
    企画力はあるが開発は外注してきたエニクス、
    開発力や海外の販路をもつスクエア。
    ドラクエとFFを競わせることが必要なくなり
    発売時期を

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    2023年06月27日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

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    ・自分はゲームをしない。嫌いな訳ではない。昔は良くやっていたし、今でも無性にやりたくなり桃鉄をやったりもする。(一人で100年とか)
    ・でも他にも音楽や映画や本や…使いたい時間が山程あり、中でも圧倒的に時間が溶けると感じていたゲームを自分中で「落とした」
    ・今でも話題のゲームは気になるし、話を聞いているだけでも面白い。来世はゲームに注力した人生を送ろうと、せめて決めている。
    ・当然この本も面白かった。薄っすら感じていた事を明解に言語かされているし、鳥嶋編集長との対談も興味深かった。
    ・ただドラクエ、FFとそんなに思い入れは自分には無いので、(興味がない訳ではないです)ブチ上がる、といった感じは

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    2023年09月09日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

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    【本を読んでるのになぜかゲームをやりたくなる】
    ドラクエ・FF好きの中年にはたまらない、歩みを描いた本。
    友人から「好きそうな本出てますよ」と言われて読んでみた。結果…ほんと、別に何か本から得るものを求めて読むのではなく純粋に読書をさせてくれた(褒めてる)
    本筋部分はまぁ、詳しい人、中の人から見たスクエニ史。途中途中、著者の熱量高めのストーリー解説が「ほんと好きなんだなぁ」と思わせてくれてほっこりするwでも、それだけ。
    一番の読み応えは最後の鳥嶋さんのロングインタビュー。
    ものづくりの哲学みたいのがすごい詰まってる。
    ラスト1行の「いやこれ、すごいね俺」から始まるセリフがまさに!で痺れた。かっ

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    2023年08月13日