作品一覧

  • ボルカルス ~Kaiju on the Earth~ 1
    完結
    5.0
    全4巻869~979円 (税込)
    怪獣災害と人類の戦いが幕を開ける――!! 大人気ボードゲーム「ボルカルス」をコミカライズ!  『Kaiju on the Earth ボルカルス』の原作・脚本は、ボードゲーム版の総合ディレクションも務めるドロッセルマイヤーズ渡辺範明氏が担当。ゲームでは表現不可能だったボルカルス災害の真実をマンガならではの展開で描き、ボードゲームシリーズを体験済みの方も、未体験の方も楽しめる内容になっています。 そして作画は、中道裕大氏が担当。怪獣の脅威とそれに対抗する人間たちのドラマをシリアスなタッチで描き、アニメ化もされた代表作『放課後さいころ倶楽部』のイメージとは異なる新しい魅力が満載です!
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか
    4.3
    日本でRPGはなぜ人気をえたか。物語はゲームでどう表現されるようになったのか。 国民的RPG、ドラクエとFFの功績をあらためて徹底検証! 「国民的ゲーム」として、日本のカルチャーに大きな影響を与えているドラゴンクエストとファイナルファンタジー。日本ではRPGがなぜこれほど人気なのか。ゲームで物語はどう表現されるようになったのか。TBSラジオ『アフター6ジャンクション』でもおなじみ、元スクウェア・エニックスのプロデューサーで、新進気鋭のゲームデザイナーである著者が、ゲームシステム・世界観・制作体制に注目し、ドラクエとFFの功績をあらためて検証する。 ●鳥嶋和彦さんが「ドラクエ・FF誕生の時代をかたる」ロングインタビュー収録! ●TBSラジオ「アフター6ジャンクション」人気特集シリーズ「国産RPGクロニクル」書籍化! ライムスター宇多丸さん(ラッパー/ラジオパーソナリティ) 「ドラクエ・FF弱者の私でも(笑)しっかり超絶、面白いッ!」 佐久間宣行さん(テレビプロデューサー) 「夢中になったゲームの歴史は僕らの人生の歴史でもある。ずっと読み続けたい本だ!」 【目次】 はじめに ゲームって何なんだろう? 本書について なぜ、いまドラクエ・FFを語るのか オタク的想像力の中心 異世界≒ゲームの世界 和製西洋ファンタジーを作ったRPG 第1回 ファミリーコンピュータ時代編 1 RPGの誕生と黎明期 2 ドラゴンクエストの誕生 3 ファイナルファンタジーの誕生 4 ゲームシステムから読み解く両シリーズの思想 5 ドラクエ、FFは何を物語ったか 6 イラストと音楽で比較するドラクエとFF 7 世界観をあらわす数字のケタ 8 ドラクエ、FF両シリーズの個性とは 第2回 スーパーファミコン時代編 1 国産RPGブームはなぜおきたのか 2 国産RPGの「カンブリア爆発」 3 多様な物語形式を実験するドラクエ 4 スーファミとFFの幸福な出会い 5 青春群像劇としてのFF 6 ドット絵がいいと感じるのはノスタルジーなのか 第3回 プレイステーション時代編 1 販売本数の推移で見るドラクエとFF 2 躍進するFF 3 混迷するドラクエ 第4回 プレイステーション2時代編 1 エニックスとスクウェア、まさかの合併 2 より「映像メディア的」になっていくFFシリーズ 3 新しいドラクエ像 第5回 プレイステーション3とニンテンドーDS時代編 1 困惑の『FF13』 2 新しい時代の準備をした『ドラクエ9』 第6回 プレイステーション4時代編 1 旅の経験をきわめるFF 2 王道をきわめるドラクエ インタビュー 鳥嶋和彦さん 「あのとき、RPGならマンガとは異なる、 まったく新しい物語体験を生み出せるという感覚があったんだよね。」 ゲームとの出会い 『ドラクエ』プロジェクトのたちあげ メディアミックスへの考え方 マーチャンダイズを学ぶ 遊びながら作った『ドラクエ』  FF坂口博信との出会い 『FF5』制作時のアドバイス 『クロノ・トリガー』を作ったわけ 『クロノ・トリガー』の続編がでなかった理由 「Vジャンプ」でやりたかったこと ゲーム業界に関り続けたらやりたかったこと これからゲームはどうなっていくか おわりに これからのドラクエとFF いまRPGが存在する意義 「誰でも遊べるゲーム」の夢 主要参考文献

ユーザーレビュー

  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

    Posted by ブクログ

    FFとドラクエを中心に、ファミコン時代からPS4時代までの作品について、両者を比較しながらそれぞれの進化の歴史が記されています。
    作者の思い入れや個人的体験も含めて、とてもわかりよく分析されていると思います。
    最後にある鳥嶋さんへのインタビューも、話をうまく引き出されていて、読みごたえがありました。

    0
    2025年07月18日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドラクエとFFの開発歴史物語。初代ドラクエは64kb!制約のある中でどうすればUXを高められるか、広告も同様。
    巻末の鳥嶋和彦さんとの対談が感動ものです。

    0
    2025年06月04日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドラクエ、FFに興味があったから手に取ったのだが、RPGやゲーム機の歴史、そして日本でRPGがどう発展してきたのかまで語られていたのは嬉しい誤算だった。

    著者はスクウェア・エニックスのプロデューサーも務めた人物であり、それぞれのゲームのコンセプトと思想、どのように相互作用してきたかが時代背景とともに丁寧に、ときには笑いを交えて説明されており、最後まで楽しく読むことができる。

    子どものころ毎日のように遊んだゲームの裏話をこんなに詳しく聞けるなんて、満足度の高い本だった。

    0
    2025年02月19日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

    Posted by ブクログ

    ドロマイボドゲのファンなので購入しました。
    当時の社員だったからこそわかる空気感が伝わって面白い。
    私は世代的にドラクエは未プレイ、FFは10.10-2、13くらいしかまともにプレイしたことがないが、本書を読んで未プレイのドラクエやFFの違う作品、特に15をプレイしたくなった。
    最後のインタビューも当時ジャンプ読んでた方には胸熱なんじゃないかな?

    0
    2025年02月05日
  • 国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    狙ったわけではないが、自分のお気に入りボードゲーム(ではないと思うけどジャンルがわからない)「さんぽ神」を作ったドロッセルマイヤーズの中の人が書いた本だった。
    というかこの著者、元はスクエニという普通にゲーム畑の人で、そっちで10年、ボードゲームに移動して10年というデジタル・アナログ派のゲームプロだった。
    そんな人による、JRPG二大巨頭であるドラクエ、FFの功績に関する検証本。

    自分はそれぞれの3くらいから入ったし、シリーズはほぼすべて遊んできているので功績と言われてもピンと来ないが、まあ、この2つがなかったゲーム業界は想像できないから、改めてそれらがどうすごかったのかを説明してくれて非

    0
    2024年07月08日

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