文月更のレビュー一覧

  • 猫かぶり嬢とにわか貴公子 ‐箱入りメイドへ華麗な転落‐

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    メイドへと転落?

    しかし泣き寝入りなどはいたしません(笑)

    虎視眈々と狙うは返り咲き!!

    立場が入れ替わった、けれども諦めない少女の物語(笑)

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    2011年12月13日
  • 猫かぶり嬢とにわか貴公子 ‐箱入りメイドへ華麗な転落‐

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    いいとこのお嬢様として過ごしてきたシャーロット。
    父親の死で全てを奪われて、学園から追い出されてしまった。
    あてもなく彷徨っているとこを拾われ、メイドとして暮らすことに。

    いつかきっと成り上がってやる!そんな決意を胸に、猫を被って頑張る彼女の前に現れたのは、かつての同級生。
    しかもシャーロットの名を名乗っていて!?みたいな話。

    シャーロットが腹黒いってより、努力家で負けず嫌いで、泣き寝入りするような子じゃないのがいい!
    ストーリーの先は読めるんだけど、水戸黄門みたいな、こうでなくっちゃって感じの爽快感がある。
    面白かったです。

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    2013年10月02日
  • 猫かぶり嬢とにわか貴公子 ‐シンデレラの華麗な誤算‐

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    ネタバレ

    伯爵の後ろ盾があることで、ちやほやされると思っていたのが、予想外に馬鹿にされたことで、一層燃えてるシャーロットがかわいいです。

    エロールもシャーロットが気になって仕方がなくて、ジャンに連れ去られたシャーロットを見つけたときに思わず出てしまった、俺のもの宣言に、にやついちゃったんですけど、そのあとシャーロットが訂正を求めたのが、ちょっと残念。早くシャーロットが気付いて欲しいです。

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    2012年06月08日
  • 猫かぶり嬢とにわか貴公子 ‐箱入りメイドへ華麗な転落‐

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    ネタバレ

    読んで最初に思ったのは、やっぱり「小公女セーラ」でしょうか。
    ミンチン女史とか、昔見たアニメが頭に浮かんじゃいました。

    けどこっちのシャーロットは、腹黒で打算ありきのいい子ちゃんでしたけど、思い込みが結構大外れだったりして、そんな彼女の後ろで見守るエロールがなんともいえません。

    エロールは絶対シャーロットが好きだと思うけど、シャーロットはどうかなぁ。次巻に期待です。

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    2012年06月04日
  • 猫かぶり嬢とにわか貴公子 ‐箱入りメイドへ華麗な転落‐

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    テーマは所謂「小公女」ものなんですが、主人公の竹を割ったかのような気風の良い猫かぶり具合がとてもつぼ。ごーいんぐまいうぇいに自分の道を進んでいて、悪気なく計算高い感じがかわゆすーです。エルもこれからが楽しみな感じで。周りを固める脇役陣も、それぞれストーリーを感じさせてときめくー。リンダさんとクラウスは、これから掘り下げられるんですよね?的な。

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    2012年03月03日
  • 猫かぶり嬢とにわか貴公子 ‐箱入りメイドへ華麗な転落‐

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    主人公は腹黒というよりは、向上心が強い女の子という印象。
    いい子ちゃんなヒロインもいいけど、こういう貪欲さを持ってる子も共感できて好きです。さんざんな目にあった末に一気に返り咲くラストはやっぱり小公女に通じるものがあってスカッとしました。
    シャーロットとエロールの今後の関係が楽しみ。

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    2012年01月08日
  • 小弓姫 ‐公主宮の秘め事‐

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    ネタバレ

    今回は驪珠が王宮の公主・黎華に王宮へと呼び出される話。
    黎華は現主上の姉であり、「男嫌いの美女好み」と噂されている。
    驪珠は、周囲の反対を押し切って朱明を伴い、黎華の下へと赴く。
    噂の黎華は、噂どおりのとんでもない美女だけれど、かなりのエキセントリックな性格。
    そんな黎華に驪珠は溺愛されるが、何故か朱明は目の敵にされる。

    そんな最中、臥竜が小弓姫と組んで再び動き始めたという噂が流れる。

    という話でした。
    朱明と驪珠がいい感じなのはいいんですけど、あっちこっちから驪珠がモテまくっているのはなかなか面白くない……(苦笑)
    個人的には朱明と驪珠のカップルが大好きなので、さっさとくっついてくれれば

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    2015年10月29日
  • 猫かぶり嬢とにわか貴公子 ‐シンデレラの華麗な誤算‐

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    “「……ばらさねえよ」
    「え——?」
    「ばらすんじゃないわよ、分かってるわね!」と眼光を鋭くしていたシャーロットは、エロールの口からぽろりと漏れた言葉に瞳を瞬かせた。
    「別に、ばらすつもりはないって言ってるんだよ」
    「そ、そりゃあ私としてはありがたいけど。でも、どうして?まさかさらに見返りを要求する気じゃ」
    「そういうわけじゃない。ただ、あんたの本性知ってるのが俺だけっていうのも——っ」
    「——お坊ちゃま、お嬢様」
    「…………またあんたか、クラウス」
    エロールの言葉は、突然シャーロットの背後から聞こえてきた執事の呼び声によって阻まれる。どうやら角からにゅっと現われたらしい。”[P.32]

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    2012年11月08日
  • 猫かぶり嬢とにわか貴公子 ‐箱入りメイドへ華麗な転落‐

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    腹黒、というよりも、何というか元気有り余る計算された行動のヒロインと、ちゃらいようで意外と素直?なヒーローのお話。
    個人的には現代版シンデレラ(ヒロインはちょっと策略的)みたいな印象でした。まぁ小公女というのを知らないっていうのもあるんですが。

    話の内容自体は起伏がそれなりにあるものの、全体的に読み切りとしてはとてもまとまっている話だと思います。(なんだかんだ言いつつも)けなげに頑張るヒロインいいね!
    ただ、ヒーロー側の動機がよく読めなかったり、他にもメイド長や執事の彼の行動が少し突飛に見えたのが気になったかなー、というぐらいです。

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    2011年11月29日
  • 猫かぶり嬢とにわか貴公子 ‐箱入りメイドへ華麗な転落‐

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    腹黒メイドの帯に引き寄せられて購入!
    顔も頭もお金も全て持っているが、手に入れるたいのは「貴族の仲間入り」
    ちやほやされたい。の一心で(?)ここまで築き上げてきたという、
    実はけっこう努力家の主人公。
    ただの玉の輿は望まない? 
    お嬢さまから一気に「孤児」への転落人生。ただ悲嘆にくれるだけでもない
    この主人公が、とても好感が持てます!

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    2011年11月23日
  • 猫かぶり嬢とにわか貴公子 ‐箱入りメイドへ華麗な転落‐

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    “「だいたい、人を思いきり叩いてくれちゃって。傷とか残ったらどうしてくれるのよ。私の顔に傷が残るなんて、世界の損失だわ」
    メイドとしてかぶっている猫の都合上、他のメイドたちに混じってマイヤーを罵るのはいただけない。誰も聞いていない今、吐き出すだけ吐き出してやろうとシャーロットは思った。
    「叩かれただけで終わるなんて勿体ないわよね。折角お坊ちゃまが見てたんだもの。使わない手はないわ。面識があるわけだし、上手く同情引けないかしら。それでいつか院長先生に——っ!?」
    ——ガタッ。
    突如、背後でドアが音を立てる。シャーロットは反射的に振り返り、驚きに目を瞠った。
    (ちょっと、なんでいるのよ!)
    そこに

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    2011年11月16日