本の内容以上に多くの気づきがありました。
内容は、従来の効率化に潜む無駄な「溜め」をなくし、さらなる効率化を目指す手法が事例とともに語られています。
が、自分が感じ入ったのが「がんばらない」部分で、この本で述べられた効率化を実践した方が疲れが「溜まらない」し、余暇は「貯まる」ということ。
疲労していない身体で、余った時間を何に使うのか、が問われていると思います。
余った時間をさらなる効率化を目指して邁進するのが従来の日本人的な働き方だとは思いますが、いつまでそんな働き方を続けられるのでしょうか。
エンデの「モモ」を思い出しました。