あらすじ
Q.皿を10枚洗うとき、どちらがより効率的? 【A】すべての皿を洗剤で洗い、終わったらすべての皿を水ですすぐ。 【B】1枚ずつ皿を洗剤で洗い、すすぐ。これを繰り返す。 ⇒【A】と答えた人は知らぬ間に時間をムダにしているかもしれません! 本書ではついやってしまいがちな非効率なやり方を例に、効率化の本質を分かりやすく解説していきます。著者によると、効率化に必要なポイントは「ためない」「まとめない」のたった2つ。その理論にのっとれば、皿洗いひとつとっても、作業手順を少し変えるだけで、これまで以上にスピーディーに仕事を完了させることができるのです。この理論をもとに独自に編み出したのが、本書のタイトルにもなっている「がんばらない効率化」です。皿洗い、ナスのヘタ取り、バケツリレーなど、全9つの無料動画も用意。文章と動画による解説で、読んで発見、見て納得の一冊となっています。
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Posted by ブクログ
がんばらないで効率化できるのか疑問でしたが、読んでみて自分は固定観念に囚われていたんだなと思いました。
自分は面倒くさがりでまとめてやってしまう癖がありました。しかし、面倒くさがりなほど少しずつやっていく方がんばらないで済むんだと目からウロコでした。
これからは溜めないで少しずつやっていこうと思います。
Posted by ブクログ
・仕事と仕事の間にものを「ためない」、人と人との間にものを「ためない」ことにより、効率化がなされることに納得。早速仕事で試したら、効率化ができてなるほどなと実感した。会計の仕事の例も納得。ためるより日々コツコツとやる方が効率的がいい。
・感謝の気持ちが、コミュニケーションをよくする。最もムダなのは相手に気を使いすぎること、気を使わせすぎること。気を使いすぎる傾向のある私は、気をつけようと思った。
「頑張らない効率化」のコツを仕事に家事に生かしていきたい。
Posted by ブクログ
本の内容以上に多くの気づきがありました。
内容は、従来の効率化に潜む無駄な「溜め」をなくし、さらなる効率化を目指す手法が事例とともに語られています。
が、自分が感じ入ったのが「がんばらない」部分で、この本で述べられた効率化を実践した方が疲れが「溜まらない」し、余暇は「貯まる」ということ。
疲労していない身体で、余った時間を何に使うのか、が問われていると思います。
余った時間をさらなる効率化を目指して邁進するのが従来の日本人的な働き方だとは思いますが、いつまでそんな働き方を続けられるのでしょうか。
エンデの「モモ」を思い出しました。
Posted by ブクログ
全てが著者のいうように一気通貫する事で効率的になるかどうかは分からないが、試してみたいなと思える思考だった。皿洗いは一枚一枚だとスポンジを置いたり水を出したりする方が手間で微妙な気がしました、、、。