中村天風財団のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近「中村天風」名前を目にすることがあったので、興味がわいて読んでみた。この本、すごくいい!天風先生が、一生をかけて考えたことや伝えてきたことがぎゅっと恐縮されているし、それを現代に生かすコツもコラムにあり、とってもわかりやすい!
○幸福は物やあるいは相対的な現象の中にあるのではなく、自分自身の心の中にある。
○ 教わったことは現実の実行に移す。丁寧に教わって「あぁ、そうか」と思っただけでは、目的地には行かれない。
○「怒らず、怖れず、悲しまず」を日々念頭に上げ、心の健康を維持する。常に思いやりに満ちた、そういう人でありたい。
○たとえ腹立つ上司や気に入らない同僚がいたとしても、憎み嫌うので -
Posted by ブクログ
▼メモ(抜粋)
・P75:ポジティブなワードセンスを磨いていこう
・P247:「恐怖の世界に生きることほど値打ちのないときはない」。なんら恐怖を感じなくなるのは難しいとしても、「起こって当然。それが人生」とばかりにどんと構えていれば、自分を見失わずに済むはずです。目の前に死が迫っているとしても、その間際まで堂々としていられるか。そんな心持で自分の心を日々精査する事で、「いつ死んでも後悔はない」と思えるくらい、心に余裕が生まれるのではないでしょうか。
・P266:「自分が生きてるとか死んでるとか考えてないだろう。生きていても、生きてることを考えなきゃ、死んでるのと同じだ。そこを悟れよ」
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Posted by ブクログ
天風さんの哲学を噛み砕いて読みやすくまとめられた本。
まず感謝の習慣で人生の逆風にも強くいられる。どんなことがあったとしても『先に感謝する』と決めてしまう
…難しいと思うが苦しい時も感謝、という考えを片隅に置けたらいいな。
体は人間が生きるためよ道具だととらえ客観視する。大病や大きな怪我を負う時人生終わりだと考え心まで病んでしまうことも。そうではなく体と心は切り離して考える。
…初めての視点。覚えておこう。
消極的な言葉を使う人間は悪魔の仲間入りをしているのと同じ。言葉にはクリエイティブパワーがあり、消極的な言葉は相手の毒にも、自分の毒にもなる。
…よく言われることだが、こういう誹謗中 -
Posted by ブクログ
内容は天風先生関連のこれまでの著書に書かれているものとほぼ同じだが、SNSなどの現代の問題に対してその考えをどう活かしていくかの解説があり、とても参考になった。
いかに天風先生の教えが現代にも活かせるのかが証明されている。
しかし、本のタイトルが合っていないかもと感じた。
とても優しい、「頑張りすぎなくてもいいんやで…」を思わせるタイトルだけど、やはり天風先生の教えなのでパワーが強すぎる。
本当に心を病んでる人は強すぎて受け入れられないと思う。現に自分もあまりにも精神的に参っていた時に天風先生の本を読んだが読んでてとても疲れた経験がある笑
僕は天風哲学は心の状態が良い時に学んでおく、心の病に -
Posted by ブクログ
天風さんの独特な言い回しはちょっと難しい部分があったけど、都度解説が丁寧に書かれているのでわかりやすい。
インドで悟りを開くとこうも物の見方がかわるのだろうか。
◆幸福や健康の秘訣は心を常にリフレッシュ
自分を貧弱な哀れな人間と思う考え方ほどおよそ値打ちがなく意味のない人生はない
◆怒りや悲しみは必ず生まれるのでいちいち相手にしない。
◆他人に相談しなきゃわかならいような仕事はするな
公後悔したくなければ最後の決断は自分でくだす
◆消極的な言葉をつかう人間は悪魔の仲間入り
◆肉体の病は肉体のもの。心にまで迷惑かけるな
◆寝床は考え床じゃない。
◆なによりも自分を、よろこばせて生き -
Posted by ブクログ
日本初のヨガの直伝者「中村天風」の人生が好転しはじめる52の教えが詰まった一冊。
・人間としてこの世に生を受けたことは必然。自信喪失しても自分はこの程度と諦めず自分の力を信じて必ずより良い未来が訪れることをイメージし続ける。
・情報過多の昨今。必要で価値のある情報は限られている。なんでもかんでも取り込まず、不要なものは見極めて心の中に入れないようにする。
・後悔したくなければ最後の決断は自分で下すこと。自分の意思ありきで良いと信じた道に進むことが成功に繋がる。
・生ではなく死を重点に考えれば生きていることに感謝できる。自分の意思で産まれたわけではないし生まれる前の記憶もない。当たり前に生きて