マリアーナ・エンリケスのレビュー一覧

  • 寝煙草の危険

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    お初のジャンルでございました。
    短編集というのもあり非常に読みやすかったし、
    いい感じのホラー感と面白さかな〜と。

    幽霊や呪術と人の悪意がいい感じに共存してて
    ヒィー!ってはならないけどおお〜となる感じ。

    個人的には湧水地の聖母が1番良かったな。
    まさに人の悪意なんですけど、
    私も読んでて悪意から願ったので…笑

    後書きのアルゼンチンの歴史を知るとなるほどそうなのか〜ともなれます。知識がある方は本編を読んでいる最中にきっと気づけるのだろうね。

    めちゃどうでもいいんですけど作中2回うんこが出てきて、それがどっちもげりぴーだったのはちょっと笑いました。お気に入りなのかな?!

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    2025年07月08日
  • 寝煙草の危険

    Posted by ブクログ

    アルゼンチンと言う国の不安定さとゴシックホラーの融合

    あとがきがとてもわかりやすく魅力を伝えていると思う。
    国の事情や風土のようなものがあるからこそのなんとも言えない不気味さなんだなと。


    国書刊行会のスパニッシュ・ホラー文芸
    ・兎の島
    ・寝煙草の危険
    ・救出の距離
    とすべて所謂、ジャケ買いしていますが…
    やはり買い時は毎回躊躇するお値段

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    2025年05月26日
  • 寝煙草の危険

    Posted by ブクログ

    ホラー、、、苦手だ。。。と思いつつ読み始めたけど、(最初こそ入り込めなかったものの)楽しく読めた。特に「戻ってくる子供たち」が面白い。
    とはいえ、最初入り込めなかったのも、私がアルゼンチン(あるいは南アメリカ)の社会状況をよく理解できていないからだろう。現実の方がもっと恐ろしいものだとすれば、ホラー小説という形式でオブラートに包んで追体験させてもらっているという事か。そう考えると「戻ってくる子供たち」を読んでいてなぜか感じた痛快さも理解できるような気がしてくる。

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    2025年02月09日
  • 寝煙草の危険

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    ネタバレ

    〈アルゼンチンのホラー・プリンセス〉による12編の悪夢。幽霊や魔女、呪いといったガジェットが登場するゴシック調ホラーに描かれるのは、現実のアルゼンチンが抱える過去の傷と病理。本書全体に漂う倦怠感と閉塞感、絶望、そしてグロテスクなまでに生々しい生への渇望。

    ・小さな骨を庭から掘り出したことで赤子の幽霊に付き纏われる少女「ちっちゃな天使を掘り返す」。アンヘリータ(ちっちゃな天使)の望みとは一体何だったのか。
    ・少女たちの憧れと嫉妬が残酷な結果を招く「涌水地の聖母」。この"少女たち"というワードもエンリケス作品の重要な要素なのかも。
    ・住宅街に現れた酔いどれの老人はゴミを満載し

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    2024年01月18日
  • 寝煙草の危険

    Posted by ブクログ

    ちっちゃな〜の最後で赤ん坊の幽霊が走って追いかけてくるのが可哀想なのかシュールなのかわからなくなり笑ってしまった。
    「肉」の女の子たちの気持ちはわからなくもない。

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    2023年08月01日