水沢なおのレビュー一覧

  • うみみたい

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    わたしは水沢なお先生より、綺麗なことばを使う人を知らない。

    表題作の「うみみたい」がとても好き。

    理解するのが難しくて、うまく受け取れていないところもたくさんあるけれど、それでもこれは途方もなく大きい愛の物語だと思った。

    心に響く言葉が本当にたくさんあって、むずかしいけど、大好きな1冊になりました。

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    2025年10月30日
  • うみみたい

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    大好き。
    うみとみみがお互いに分かり合えないことがあって、でもお互い大切で大好きで想いあっているのが沁みた。水面に反射する光みたいに言葉たちが乱反射していて、綺麗だった。ずっと暖かくて美しい光と水を眺めている気分だった。産むことと産まれることは深く考えると苦しくてしんどくなってしまうテーマであるけれど、そのしんどさや切なさも暖かくて愛おしい気持ちにさせられた。ありがたかった。

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    2024年10月24日
  • こんこん

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    装幀が良くて手に取り、一時間程度で読み終えてしまった。こんこんが目に浮かぶ、まさに清らかな水のような文章で、いくらでも読んでいたくなる。わたしはこういったあたたかくやわらかくきよらかでやさしい、うつくしい文章の中に、その代償のような痛みや傷が見える作品を愛してしまう。そして主人公がこんこんの結晶を見つけて、そこから込み上げてくる想いみたいに、わたしもこういった作品と必然的に出会ってしまい、そうして烏滸がましくも、素性の知らない作家に対して、文章越しに、苦しいほどわかるよ、と抱きしめたくなるような気持ちを抱える。

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    2026年06月30日
  • うみみたい

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    表紙に惹かれて購入しました。個人的には少し難しかったです。ですが、詩人の方が紡ぐ言葉はとても美しくて、こんな表現もあるんだな、こんな風に見えている人もいるんだなっていう新しい発見もあって、今までに読んだことのない新しい本に出会いたい方に読んで欲しい1冊だなと思いました。

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    2023年07月02日
  • こんこん

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    表題作の着ぐるみへの主人公の感情や行動は建前上はわかる、と思いつつも本音では理解できなかった。
    でも、ゲームのキャラクターを交換したところや、主人公が日常で接してきた人たちとの関係を読むにつれて、程度の差はあれど自分のなかにも同じような感情があって、人からみたら理解されない行動とっているのかも?と気づかされた。

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    2026年06月23日
  • うみみたい

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    「美しいからだよ」のどこか退廃的で不思議な世界観がすごく好きで。
    「うみみたい」は小説の文章量になることで少し世界の輪郭が濃くなったような、でも掴みどころはなくて、この人の目には世界がどう見えているんだろうともっと知りたくなる。
    宮崎夏次系さんが大好きなのだけど、世界観に少し通じるものがあるなあと思った。

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    2025年09月05日
  • うみみたい

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    恋をしない、生殖をしない、生き物を増やす、光を放つ。言葉を追うことで、いろんな景色が見えてきた。登場人物の名前も独特で、ひらがなの入れ方も面白くて、引き込まれるものがあった。

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    2023年09月11日