配信予定・最新刊

作品一覧

  • こんこん
    NEW
    -
    1巻2,200円 (税込)
    触れられないから、愛おしい──? テーマパークのきつねのきぐるみ・「こんこん」を愛するまど。その愛は次第に「中の人」への執着へと変わってゆき……。気鋭詩人の言葉きらめく傑作小説 「きみを愛することが、きみのために少しもならないとしたら、私は私の愛情を抱えて、この愛情がどこまでも膨らんで、孤独も嫉妬も埋め尽くして、そうして愛にすがりつくことなどできないほどに、愛そのものになるまで、きみを愛し続けるだろう。この物語を読むと、そう思えた。」 ──最果タヒ 〈いまのわたしをかたちづくっているのは、顔も、名前も知らないあなた。あなただけ──〉 テーマパークの“雪のようで、湧き水のようなきつね”の着ぐるみ「こんこん」を愛するまど。 その“中の人”を見つけ出そうと、「着ぐるみに入れる体格」という条件でマッチングアプリを始め、低身長コンプレックスの男性・ひらくと出会うけれど……。 これは恋? 推し? 信仰? 執着?  ──大好きなあなたと、ただ繋がっていたいだけ。 触れられない「誰か」に焦がれたことのあるあなたへ捧げる、どうしようもなく屈折してどこまでも透き通った、かけがえのない愛の物語。 ◆書き下ろしの掌編と詩編を収録! 文芸誌「文藝」掲載直後より各紙誌で高く評価され、SNS上には共感・感嘆の声があふれた表題作に加え、書き下ろしとして、お気に入りのシールをなくして会社を休んだ数日間を描く掌篇小説「水滴のシール」、詩篇「水色の家」を収録。 ◆全国書店員から共感、感嘆の声 彼女の気持ちがわかりすぎて、苦しかった。 ──山中真理(ジュンク堂書店 滋賀草津店) 推しへの想いを綴った言葉たちのあまりの透明度、その結晶の美しさに圧倒されました。 ――藤田ほまれ(文教堂書店 中央林間店) 傷つきたくない、嫌われたくない、汚したくない、汚されたくない、無条件で愛されたいし、無限に愛したい。でも責任は取りたくない。 肉体的なものではない、もっと奥の愛の根源に触れたい。でも世間はそれを簡単には許してはくれない。 年齢を重ねれば重ねるほど、自分の好きなものを純粋に好きと言いにくくなる世の中はとても息苦しい。綺麗でかわいくて大好きなものに囲まれたまま年を取って、ゆっくり死んでいきたいなと思いました。 ──海老原歩未(紀伊國屋書店 新宿本店) 「わたしは、かわらずのいしを撫で続けているトゲピーだから。」 すごく共感してしまう言葉でした。 なぜみんなは変わってしまうのだろうか。 まどと一緒に幸せになりたいとおもいました。 ──山下真央(くまざわ書店 調布店) キラキラはいつまでも永遠で、生身の人間との恋は生々しく残酷だ。 まどがいつまでも可愛いものが好きで、こんこんを見ていられますように。 ――望月美保子(BOOKSえみたす アピタ富士吉原店) かわいいってなんだろう。 幸せってなんだろう。 生きていくってどういうことなんだろう。 好きなものがあるのにどうして寂しいんだろう。 近くなればなるほどあやふやになってしまう愛の形とその距離。今を満たして、これからを約束してくれる存在を求める気持ちはきっと誰の心にもあるんだと思った。 ──塩里依子(くまざわ書店 西新井店)
  • うみみたい
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    卵生生物の生殖をケアする”孵化コーポ”でバイトする美大生のうみは、才気煥発な同級生みみが抱える「生まれたくなかった」意志に触れ――。中原中也賞受賞の気鋭の詩人による初小説集

ユーザーレビュー

  • うみみたい

    Posted by ブクログ

    わたしは水沢なお先生より、綺麗なことばを使う人を知らない。

    表題作の「うみみたい」がとても好き。

    理解するのが難しくて、うまく受け取れていないところもたくさんあるけれど、それでもこれは途方もなく大きい愛の物語だと思った。

    心に響く言葉が本当にたくさんあって、むずかしいけど、大好きな1冊になりました。

    0
    2025年10月30日
  • うみみたい

    Posted by ブクログ

    大好き。
    うみとみみがお互いに分かり合えないことがあって、でもお互い大切で大好きで想いあっているのが沁みた。水面に反射する光みたいに言葉たちが乱反射していて、綺麗だった。ずっと暖かくて美しい光と水を眺めている気分だった。産むことと産まれることは深く考えると苦しくてしんどくなってしまうテーマであるけれど、そのしんどさや切なさも暖かくて愛おしい気持ちにさせられた。ありがたかった。

    0
    2024年10月24日
  • うみみたい

    Posted by ブクログ

    表紙に惹かれて購入しました。個人的には少し難しかったです。ですが、詩人の方が紡ぐ言葉はとても美しくて、こんな表現もあるんだな、こんな風に見えている人もいるんだなっていう新しい発見もあって、今までに読んだことのない新しい本に出会いたい方に読んで欲しい1冊だなと思いました。

    0
    2023年07月02日
  • うみみたい

    Posted by ブクログ

    「美しいからだよ」のどこか退廃的で不思議な世界観がすごく好きで。
    「うみみたい」は小説の文章量になることで少し世界の輪郭が濃くなったような、でも掴みどころはなくて、この人の目には世界がどう見えているんだろうともっと知りたくなる。
    宮崎夏次系さんが大好きなのだけど、世界観に少し通じるものがあるなあと思った。

    0
    2025年09月05日
  • うみみたい

    Posted by ブクログ

    恋をしない、生殖をしない、生き物を増やす、光を放つ。言葉を追うことで、いろんな景色が見えてきた。登場人物の名前も独特で、ひらがなの入れ方も面白くて、引き込まれるものがあった。

    0
    2023年09月11日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET