阿部朋美のレビュー一覧
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小学校中学校と平等で平均的な教育を受ける義務を、もう一度考え直す必要があるんじゃないか考えさせられた。
右利き左利きとあるように、脳は色んな特性を持って人は生まれてくる。
一人一人、オーダーメイドの教育は難しいにしても、生まれつき知能の高い子供は、小学校入学前と中学校入学前に検査をしてほしい。
そして学校では学ぶことへの自由を与えてやってほしい。好奇心や高度な学問の学びに、先生たちは寛大になってほしい。
そうすることで、子供たちは救われるのです。
自由にしてもらえた知能の高い子供たちは、どんどんと伸びていきます。自分の力で。
どれほど辛い思いをしているか先生たちは知らないのです。
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Posted by ブクログ
息子が今風に言うとギフテッド(もういい大人)なので第一章はひたすら共感しながら読んだ。我が子の話かと思った。
思春期の頃は対人関係で上手くいかないことも多く、わがままに見える性格的なものかと思っていて、親としてもしんどかった。
ここ最近「息子はギフテッドである」と確信したら(検査の数値含む)、今までの生きづらさに全て納得し、なぜそういう発想になるのか、そういう行動をとるのかが納得出来るようになり、息子に対する向き合い方がやっとわかってきた感じ(未だに親も振り回されて大変)。
でも息子は常に脳がぐるぐる働いているから日々クタクタで、相変わらず生きづらそうで大変だろうな、一生そうなのかな、自己 -
Posted by ブクログ
ギフテッド(高IQ含む)の解像度が上がり、また自分の理解不足を痛感した。
ギフテッドというワードにはポジティブで恵まれた存在という印象が強かったけど、殊に日本ではその同調圧力の強い教育体制から疎外感や不適応を生じさせてる現状があると知った。同学年との話の噛み合わなさや物足りなさっていうのは、自分の中と周りからの孤立感を際立たせるのだな。
国のギフテッド支援政策が、その異能ゆえの困難を支援するという方向性であること。これには賛否色々あるだろうけど、才能を選抜して伸ばす方策では学力競争を加速させる懸念はその通りと思う。その先のある種の成功した人生が約束されている盲信に捉われそう。そういった意味 -
Posted by ブクログ
ネタバレ教育に関する本ですが、制度にも絡むかなともう一段上のジャンル、社会に分類。
ギフテッドの子供の判別を、学校現場で先生たちができるように研修や知識を得てもらうような方法を指導するというような対処を今後していきたいという話が後半で出てくるのですが、現実的には今は無理なのではと思いました。また、地域差や先生のスキルなどによって偏りがかなり出るのでは、とも思いました。
現状の学校は人手不足で、昔に比べて「オカミの顔色」を伺うような無駄な(と言い切ってしまうが)仕事量がものすごく増え、さらには特別に指導が必要な子供が増え(発達障害が広く認知されたことによるところもあるそう。現役の先生が言ってましたが)、 -
Posted by ブクログ
ギフテッドという属性名称は単なるIQスコアと、それを診断した場合に生じるものなので、IQ以外の能力の状態はその優劣も多様だし、IQスコアが高いことが表面化せぬ事も多い。ギフテッドの名称を得ている、という事は何かしらの原因でIQ診断を受けた人である。更に、受診の動機は「生きづらさ」である場合が多いので、ギフテッドは生きづらいというイメージが仕上がり易い。受診せず、故にギフテッド認定されず社会的成功を得ている人が多いのも事実。そう考えると35人に1から3人ギフテッドがいる、と言う本著の記載も納得できる。また、アスペやサヴァン、発達障害と混同され易い理由も分かる気がする。生きづらさ起点での診断ゆえ、