國分一哉のレビュー一覧

  • 通知表をやめた。

    Posted by ブクログ

    この本を読むまでは、通知表をやめようと思っていたが、保護者からは4割しか支持されていないし、やめることで子どもの評価を子ども自身、保護者、教師自身に伝えるのに時間を要するとわかった。

    0
    2024年02月18日
  • 通知表をやめた。

    Posted by ブクログ

    茅ケ崎市立香川小学校は、公立小学校には珍しく、2020年度から「通知表」での評価を辞めました。それは、教員たちが、子供の成長を願い考え、どう評価を伝えることがいいのか話し合った結果です。現在の通知表は「子どもの学習意欲につながっていない」「自己肯定感を高めることに逆効果に働いている」「保護者にわかりやすく伝わっていない」という意見の一方で「励みになっている子どももいる」「もってわかりやすいものに改訂したい」という意見もあった層です。そうして教員たちは話し合い、楽しく笑顔の絶えない学校を目指し、日々評価はしつつ、その知らせる手段の変更を決断しました。
    【通知表をやめた香川小のあゆみ】
    本書の共同

    0
    2023年06月24日
  • 通知表をやめた。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小学校で通知表をやめるとはどういうことなのか、タイトルに引き込まれて読んだ。
    通知表に至るまでの過程の話が詳しく載っており、無くしたからこそ見えてくる成果や課題も興味深かった。

    印象に残ったのが、「通知表があっても、自分の大切さを伝えることはできる」という言葉。たしかに通知表に載っている評定は、数字や記号で表された簡単なものであり、子どもの受け取り方によっては、学習意欲や自己肯定感を下げることになってしまう。しかし、通知表を返すときに「あなたは前に比べてここがすごく成長したね」「この部分の頑張り、輝いているよ」と教師が補足説明をすることで、その数字や記号が価値あるものになると感じた。ただ負担

    0
    2023年06月26日