魚住和晃のレビュー一覧

  • マンガ 「書」の歴史と名作手本―王羲之と顔真卿

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    なかなか縁のない歴史を詳しく分かりやすく読めました。興味が高じて、書道博物館に行ってしまいました。
    続編も読みたいし、久々に書道したくなりました。

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    2024年05月29日
  • 日本書道史新論 ――書の多様性と深みを探る

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    数々の新資料と、書法への深い洞察から、「法華義疏」は聖徳太子の筆ではない(ものの、当時を代表する傑作である)、光明皇后の「楽毅論」は王羲之作の臨書ではない、などの新説(研究者の間では既に定説?)を披露する。書道を学ぶ人にとって書史と言えば、中国書法史のことであり、かなをやる人は三筆だの三蹟だのは勉強するだろうが、それでも世尊寺流あたりを過ぎるとあとは明治時代まで「見るべきものはない」とスッ飛ばされたりもする。それもそのはず、日本書史は伝・紀貫之とか伝・小野道風とか、「(その作者の筆でないことは明らかにもかかわらず)そう伝えられてきている」という類のものが多過ぎて、長らく歴史研究の対象となってこ

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    2025年09月19日
  • マンガ 「書」の歴史と名作手本―王羲之と顔真卿

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    ネタバレ

     伝説的な書家、王羲之と顔真卿、そして書にまつわるさまざまなエピソードを漫画と文章で説明している。

     わかりやすい。でもわかりにくい。

     漫画と文章で、時代が入れ替わったり、時系列があちこちに飛んだり。
     個々のエピソードはわかりやすいのだけど、その時代的な流れが非常にわかりにくい。
     
     いい内容なのにもったいないなあ。

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    2011年12月20日