S・ジャイシャンカルのレビュー一覧

  • インド外交の流儀:先行き不透明な世界に向けた戦略

    Posted by ブクログ

    インドの外務大臣がどんなことを考えているのか、直接触れられたことが希少。

    ・西洋がグローバリズムからナショナリズムに揺り戻されるのは時代の潮流。インドは元々多元主義であり、ナショナリズムをグローバルな関与と調和させるという伝統を持つ
    ⭐️現秩序と新秩序の架け橋となるポテンシャルを持つ

    ・多くの移民は、西洋が責任を負うべきもの

    ・2世紀にわたる植民地支配による富の流出は45兆ドルと試算される。中国の1世紀どころの話ではない
    ・しかし、歴史はさておき政治を中心に考えると、インドと西洋の間で利益や価値観の一致が形成されてきた
    ・自由で民主的な政治モデル、統治慣行、信頼度の高い市場経済、法の支配

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    2024年11月24日
  • インド外交の流儀:先行き不透明な世界に向けた戦略

    Posted by ブクログ

    何だか、分かったような、分からないような。
    深い意図があったとしても誤解されやすく、分かりやすいメッセージか、解釈しやすいメッセージでないと、受け手次第のところもあるような…。

    インドの歴史の勉強にはなる。

    核保有の意義・成功談などはやはりインド目線。

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    2024年09月08日
  • インド外交の流儀:先行き不透明な世界に向けた戦略

    Posted by ブクログ

    インドの外務大臣(外交官出身)によるインド外交論。台頭する大国は世界をどう見ているのか?を知るために読んでみました。
    IT大国であるインド、「高度な人材を育成し、世界経済に送り出していける現実的な供給源はインドしかない」と言い切る自信は凄いモノだなと。

    さて本著、読む前には「主人公を日本に置き換えて読むとどうか」「インドが日本をどう見ているのか」の2点を意識して読んでみようと思っていたのですが、前者に関しては「考えが違い過ぎて、ムリ!」と思いました(笑
    例えば、本著に出てくる以下の表現は「悪法と言えども法なり」バリにルールを守りまくる日本人の思想とは相容れない感覚を持ちました。とは言え、グロ

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    2024年01月06日