加藤篤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今すぐ携帯トイレを注文しよう。
災害が起きる前から仮説トイレや携帯トイレの啓発・訓練が必要。小さい頃からの教育・訓練で衛生観念も自然と身につき、共有物(トイレ)の使い方、周りの人への気配りもできるようになる。
お腹が空いて食べることは我慢できても、排泄は我慢できない。発災後3時間後には40%の人がトイレに行きたくなる。
けれどトイレが足りない。災害時に壊れてしまった。水害でトイレの水が逆流している…
著者の加藤さんは巻末に「おわりに」でなく、「おわらない」と下記のエピソードを綴られています。
これを読んで何も思わない方はいないと思います。加藤さんの活動の原動力・災害時のトイレの啓発のひとつ -
Posted by ブクログ
今回の能登半島地震関連ニュースで著者が出演し、
改めて認識されたトイレの重要さを伝え、この本を紹介していた。
過敏性腸症候群かつ過活動膀胱であり、
ついでに静脈血栓塞栓症をやったことのある私にとって、
災害時のトイレは死活問題。
もし災害に巻き込まれたら私、どうしよう、という思い。
下記目次、、、
これも全チップスを惜しげもなく提供してくださり感謝するばかりだが、
いきなり 「1 発災から3時間以内に38.5%の人がトイレに行く」とある。
3時間!私なんか1時間以内に行きたくなることはほぼ確実。
そうならないように水分を我慢すると今度は
「8 トイレの我慢はエコノミークラス症候群による関連死 -
Posted by ブクログ
トイレ問題、一番気になっていたことでした。テレビでも以前特集が組まれていたけど、避難先のトイレ全てが汚物で溢れ、それでもさらに積み重ねられ地獄絵図のような光景。自分は掃除せず、スタッフやボランティアに綺麗にしろと怒号を浴びせる光景。一人でトイレヘ行く子供や女性を狙った犯罪。回数を減らしたいからと水分を控えて健康を害する悪循環。避難先でのストレスのダントツの一位はこのトイレ問題だと再確認したし、戸建てやマンションそれぞれの下水問題も勉強になった。毎日何も考えずにトイレに行けて、指一本の作業で流せることがどれほどありがたいことなのかをしみじみ考えた。