松下雅征のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
中高一貫校で教えている立場として、何か進路指導のヒントを得たくこの本を手に取りました。
読みながら難しいなと改めて思ったのが、進路指導の相手があくまで他人としての生徒であるということ。
「他人と違う選択をしよう」と伝えるのは簡単。
だけど、しょせんは他人の人生。
失敗した時の責任は、こちらにはとれない。
そもそも、どんな人生を送ることになったとしても、自分の人生に責任を持つのは自分だ。
それが社会の基本原則であるべきだと思う。
だがしかし、今の日本の教育界隈では、そんな真っ当に思える原理原則は通用しない部分がある。
こちらでできるのは情報提供だけかな。
この本を学級文庫に置いておくだ