配当太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
僕の投資手法と大体同じで、新しく学ぶことはこの本に書いてありませんでした。しかし、世の中に沢山ある株式投資の手法の中では、かなり堅実的で、再現性の高い方法論だと思います。
株式投資の場合、株式を保有する期間で長期投資から短期投資まで分かれますが、著者の投資方法(僕の方法も)は、長期投資に含まれます。
もし、株式投資が、買ったり売ったりして利ザヤで儲ける(売買益を得る)ことで、キャピタルゲインを主体に狙っていくものだとしたら、長期投資で年間365円儲けようが、短期投資で、1日1円儲けようが、あまり意味のない話だと思いますが、配当投資は、インカムゲインを期待しての投資で、どうして配当金を出す会社に -
Posted by ブクログ
初心者でも始められそうな気がしてくる一冊。かなり丁寧な解説がされているからです。後半に具体的な銘柄が登場しますが、本書を読んでいくと著者的にはその銘柄は今のおすすめではない気もしました。
■高配当ランキングを鵜呑みにしない
鵜呑みにしがちですよね!だって手軽だし。後半に出てくる具体的な銘柄もランキングに入りがちです。ところが、著者が本当に狙っているのは、会社の業績の伸びと共に配当金も伸びる会社。つまり今はランク外の会社なんです。本書ではそちらの具体的な会社名は明らかとなっていません。そこが、本書のポイントだと思います。
■配当の本ですが
取得利回りを気にする。上述しましたが、株主還元を意識 -
Posted by ブクログ
夢の配当金生活!と言うと不労所得でお金がチャリンチャリンと思ってしまうけど、本書ではリアルな数字が書かれている。
年間12万円(毎月1万円)の配当金を得るには、300万円から400万円が必要。
この配当金額を多いか少ないか?どうとらえるか?
給料からの追加投資や配当金の再投資、企業の増配などで、さらに加速していく。
巻末に配当投資で成果を得るためのポイントが書かれている。
その中の一つは「配当投資は最低でも10年は必要な長期投資であること」
年間12万円の配当が大きく雪だるま的に転がっていくには、時間が必要になる。
頻繁なトレードや多数ある企業の銘柄選定をする時間がとれない、決算 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・株による利益は、
キャピタルゲイン(買値と売値の差額)と、インカムゲイン(配当金)の二つがある。
キャピタルゲインは株価に左右されるが、インカムゲインは企業が利益を出し続けていれば配当がでるため、株価に左右されない。
・キャピタルゲインは売って初めて利益が出るけど、インカムゲインは売らずに持ってると利益が出る。
・増配を続けている企業であれば、配当金も勝手に増える。
・時価総額=株数×株価
自社株買いが進めば、株価が上がることになるし、
一株あたりの利益も増える。
・インカムゲインを望むなら、増配企業を狙う。
ー参入障壁が高い業界
ーストック型ビジネス
ー配当性向が上昇
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Posted by ブクログ
年間240万円もの株式配当金をどのようにして得ていくかを、著者がかなり戦略的に考えているのがとても新鮮でした。
本書の第4章及び第5章に、投資を検討すべき個別銘柄の紹介等があり、これはこれで参考になるのですが、私がそれ以上に本書を購入して良かったと感じたのが、第3章の配当金の具体的な増やし方の解説部分で、ここが本書のウリだと思います。
配当金の増配率10%時と15%時に分けて詳しく投資方法を解説しているのですが、年間の新規投資金額をそれほど用意しなくても、年間配当240万円を達成するのが可能であることが明確に理解できたのが、一番の収穫でした。
この金額なら、一般の若い会社員の方でも十分に配 -
購入済み
基本をわかりやすく解説
最低限の指標と数式で配当株投資のやり方をわかりやすく解説してくれている。安心感のある銘柄の紹介と根拠も良い。もちろんある一時期の情報に基づいての情報ではあるので時とともに読者側での市場やニュースを見ての調整は必要になるが、もともと長期で優良企業の配当を目的としているので、情報の陳腐化も遅いのかなとは思う。