あらすじ
8万部突破のヒット作『年間100万円の配当金が手に入る最高の株式投資』の第2弾!今作は、新NISAだからこそできる、年間240万円の配当金を手に入れる方法を具体的に、わかりやすく解説します!2024年1月から新NISA(少額投資非課税制度)がスタートしましたが、この新たな制度は配当株投資と親和性が高く、相性は抜群です。本書がめざす「年間240万円の配当金」というのは、単純計算で1カ月当たり20万円の配当金が入ってくることを意味しています。毎月の給料や年金の他に、月々20万円の収入があれば、私たちの生活は格段にラクになりますから、筆者はこれを配当株投資の「理想郷」と考えています。年間240万円(月20万円)の配当金を得る場合、単純計算で6000万円以上が必要になりますが、配当株投資には、企業による「増配」という強い味方が存在します。増配とは、株を買った企業が利益を上げて、株主に分配する配当金を増額することを指します。優秀な増配企業に投資を続けていけば、年間240万円の配当金を得るための新規投資額は、6000万円の2分の1や3分の1以下に圧縮することが可能です。本書では、注目に値する22の「増配銘柄」をピックアップして、現在の「稼ぐチカラ」はもちろん、将来における成長性への期待値をお伝えします。それと合わせて、「どのような組み合わせで株を買い進めればいいのか?」に着目して、手堅く鉄板を狙う「四天王」型や、「利回り重視」型など、4つの理想的な組み合わせパターンも紹介します。株式投資に絶対はありませんが、しっかりと戦略と戦術を立てて取り組めば、多少の凸凹はありながらも、着実に利益を積み重ねていくことができます。そこが配当株投資の魅力であり、最大の持ち味だと考えています。
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Posted by ブクログ
NISAを始めた私にとって投資信託以外にも投資しようと思っていたので拝読しました。色々な金銭関係の本を読んでいく上でやっぱり「給与所得」以外にも生きていく上での源泉を欲しいのは誰もがそうだと思うんですが,この本を読んでみて大企業や成長企業に対して働いている人羨ましい…以外の視点が自分の中で芽生えていく感覚がありました。
この企業はこういった性格・成長計画を立てていてコロナ化をどうやって乗り越えたのか保守的なのか挑戦的なのか?そういった視点を持った上で「応援したい」企業の株を買ってみたいと思います。
NISAもそうですが基本的にはほったらかし投資をした方が精神衛生上良いので株価を追うことはしないかな。配当金を元手に更に買うという循環が始めることを目標に頑張っていこうかな。
Posted by ブクログ
株で年間240万の配当金誰もが夢に感じるが、それを増配株への投資で実現できる。その株の見つけ方や調べる指標の意味など分かりやすく良かった。これからどんどん投資していかないといけない
Posted by ブクログ
日本を代表する優良企業に投資し、ゴリラ握力で握り続ける。
業績がわるくなったとかでないかぎり、売らずに保有し続けることが、金のなる木を育てることに繋がるのだと思った!
継続して買い続けること。
Posted by ブクログ
具体的な絵柄の記載があり、とてもわかりやすい内容であった。あと、実力のある企業は別に慌てずに買って行ったら良いのだと感じた。今は銀行株、商社株を監視している
Posted by ブクログ
高配当株が多い昨今、購入すべき高配当株の基準が示されている。初心者はもちろん、ある程度株を触っているが購入基準が曖昧になりつつある人が、購入基準を確認するために適している本だと思う。
Posted by ブクログ
NISAで投資を始めようとしている者ですが、オルカン一択だと思っていました。それは今でも変わりませんが、余裕が出てきたら個別株も面白そうだなと思いました。
Posted by ブクログ
優しい言葉で読みやすい。新NISAについて初心に戻って復習できた。
「ゴリラ握力」で持ち続け、大きな配当を得るシステムをつくる
年間配当金の「目標額」を設定する
「稼ぐチカラ」がある優秀な企業を選んで①買う②保持する③増やす
理論よりも「気持ち」が大事
強いメンタルをもつ
株価の値動きに一喜一憂する事なく、自分が買うべき銘柄が極端な割高でない限りは、買える範囲で前向きに買い続けていく
一攫千金を夢見てはいけない。何事もコツコツと。年間240万も必要ないので(あったら嬉しいが)、5章の、これから投資するなら〜〜最高の「組み合わせ」パターン、を参考に更に勉強&実行したい。ありがとうございます。
Posted by ブクログ
ここがダメになったら日本経済も終わりだなという企業を選ぶ
判断軸:なければ困るサービスを提供しているか
自分が買った値段から配当利回りを計算すると恩恵がわかりやすい
自分が買える時に買う、その過程で下がったらさらに多く買う
配当性向が高すぎると将来減配する可能性が高くなる
筆者が電力株を買わない理由は公共事業ゆえに儲かったら配当よりも基本料金値下げにはしる可能性があるから
Posted by ブクログ
株式投資はしているけど、新NISAを使いこなせていない、個別株をもっとしっかりとした基準で売買したいと思い読みはじめました。
本書は「増配」に着目し、その魅力と投資方法、期待できる22銘柄を紹介。また、配当投資は新NISAとの相性が抜群だと解説してくれています。
今までは配当よりも目先のキャピタルゲインに意識が向きがちでしたが、コツコツと着実に積み上げていくのも楽しそうです。
Posted by ブクログ
私は、コロナ禍の折、妻に進められるがまま投資を始め、国内の個別株を買い始めました。
が、最初はどのような株をどのように買って良いのか分からず、周りに進められるがまま銘柄を選び、根拠のない利確と損切りを繰り返していました。
そんな中で出会ったのが、配当太郎さんの前著「年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資」でした。
配当太郎さんの良いところは、バリュー株の少ない銘柄を買い足していき、配当金の果実を得るというシンプルなもので、実践し易いところにあると思います。
私は、2年前に配当太郎さんの考え方で国内の個別株を買い始め、国内株式の評価損益は+27%。同時期に購入を始めたオールカントリーとゴールド等を組み合わせた投資信託の評価損益の+22%を上回ることが出来ました。
本書は、前著で書かれていた配当太郎さんの投資に対する基本的な考え方はそのままに、増配についてや、配当太郎さんがお勧めする具体的な銘柄の分析までが分かりやすく書かれており、専門的な知識のある個別投資家ではないいですが、ある程度の勉強でしっかり根拠を持って投資をしていきたい方には是非お勧めの一冊になっています。
ただ昨今の物価上昇等を考えると株価が上がっているのではなく、お金の価値だけが下がっているともいえるので、株で儲かったで!と喜ぶのには注意が必要ですが・・・
Posted by ブクログ
難しくなく、読みやすくもある。
株価ではなく配当金を重視した投資の考え方と銘柄の実例紹介に終始しており、シンプルに考え方をよく理解できた。よい。
一つ気になるのは額面上の増配であり、昨今のインフレを考慮するとその効果は記載ほどではないということ。
とはいえ、インフレ分は企業価値にも反映されるのだから、業績等に連動するとは言え株価にも表れており、銀行預金より遥かによいのは一目瞭然。
Posted by ブクログ
年間240万円もの株式配当金をどのようにして得ていくかを、著者がかなり戦略的に考えているのがとても新鮮でした。
本書の第4章及び第5章に、投資を検討すべき個別銘柄の紹介等があり、これはこれで参考になるのですが、私がそれ以上に本書を購入して良かったと感じたのが、第3章の配当金の具体的な増やし方の解説部分で、ここが本書のウリだと思います。
配当金の増配率10%時と15%時に分けて詳しく投資方法を解説しているのですが、年間の新規投資金額をそれほど用意しなくても、年間配当240万円を達成するのが可能であることが明確に理解できたのが、一番の収穫でした。
この金額なら、一般の若い会社員の方でも十分に配当金投資を実践できると感じました。
ここの増配の戦略部分を明確に腹に落とし込むことができれば、株価の上下にいちいち感情を乱される心配はないと感じました。
本書は、私のように配当金生活を目指している方やこれから目指す方にとって、良書だと思います。
Posted by ブクログ
前著から更にパワーアップした印象です。
前著が新NISAが無い前提で書かれていたので、額が大幅に上がった成長投資枠を使い切りどう年間配当240万円を達成するかについて語られています。
一般的な高配当銘柄の利回りが4%なので1200万円の上限枠だと48万円。
本来は6千万程度が必要な金額で4800万円程足りません。
これが一般的な見方ですが、"配当再投資"、"企業による増配"、"個人の給与からの追加投資"、この3つをエンジンとする事で1200万円の原資で賄う事が可能。と言う主張で目が覚める思いでした。
・企業の増配を永続的な想定している(6〜7%)
・同じ配当増加率でも後半になると額が大きくそれ故追加投資額が大きくなる(もっとも30年後には給与が増加している/退職金等から充当出来る人はいると思うが)
など若干、計算が強引/論理に飛躍が見られるのだけど、新しい知見を得られました(240万円得られなくても定年後に年120万円の第2年金があれば十分安心出来る水準だしね)。
銘柄選定には十分注意していたつもりだったけど、"増配銘柄も狙って取りに行く"。これも応用したいと思います。
長期株式投資さんの"株価が暴落した時に拾いに行く"と言うスタンスと併せて実践して行きたい。
しかし、新NISAって明らかに国民側に資産運用の考える時間取らせたいって事だよね。株式とか分析とか興味無い人はどうするんだろう。
Posted by ブクログ
新ニーサにおける、高配当株連続増配株の投資戦術を書いた投資本。実に読みやすく、実践的。
読んで学んだ事。株価に対して鈍感になり、金のなる木をしっかり育てたい。購入した株はゴリラ握力で離さない。まずは、淡々と推奨銘柄22社から買っていきたい
Posted by ブクログ
・「この企業が駄目になったら日本経済も終わり」と思えるような企業の株を買い進めて持ち続ける
・増配がカギ
・電力会社は利益を出しすぎると電気料金を下げろと利用者から反発が出るので構造的に大幅な利益アップは見込めない
・配当株は「高いから買わない、安いから買う」と思わず、時間軸を有効活用するために早めに淡々と買う。極端に割高でない限りは。
Posted by ブクログ
◼︎配当を増やす「3つのエンジン」
1. 自己資金による追加投資
2. 配当金の再投資
3. 企業の増配
この3つが連動することで「配当の複利効果」が最大化する
◼︎投資対象の選び方
業種:参入障壁が高い4業種(銀行・商社・通信・保険)
ポジション:業界1位または2位
シェア:市場シェア30%以上
ビジネスモデル:利益率が高いストック型ビジネス
◼︎運用の進め方と管理
・投資額が1,000万円になるまでは、主力銘柄を3〜10銘柄に絞る。
・株数を増やしつつ、企業の健康状態を定期的にチェック。(売上高・営業利益・純利益・1株益の4指標を確認。)
→四半期ごとの決算短信を『株探』などで確認する習慣を持つ。
◼︎増配企業の見極め方
・過去10年の増配率の推移を確認する。
・「PBR1倍割れ企業」に注目する。
・1株益の成長が伴わない増配は危険信号。
◼︎投資スタンスと買い方
・株価変動よりも「株数を増やす」ことを重視。
・「買えるときに買う → 保有し続ける → 下がったら買い増す」姿勢が大切。
・目標配当額に達するまでは淡々と買い続け、株価下落時はチャンスと捉える。
・「72 ÷ 増配率(%)」で配当が倍増する目安年数を算出できる。
◼︎理想の投資先7条件
1. 業績が安定している
2. 継続的に増配している
3. 業界トップまたはトップ級
4. 参入障壁が高い
5. 1株益が上昇している
6. 自社株買いに積極的
7. 自分に馴染みのある企業
Posted by ブクログ
実践できなくもないが、結構早いうちから始めるか、元々の地盤がそれなりにあるかでないと厳しい。その上での長期投資なので、なかなか。
表題のシュミレーションで、前提が配当金12万であるが、これに関しては前の著書『年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資』を読めとある。…
目標増加額の設定をしたらやりやすいのは分かった。
業種別に具体的な銘柄が複数おすすめされているのは分かりやすくて良かった。著者が強くすすめる特に2件は参考にしたい。
毎年増配の花王も、2019年から1株益が減少しているにも関わらず増配しているという話や、あおぞら銀行の2024年3期の急転直下の減配発表の話などもあった。
高配当株ランキングに注意すべき点
①1株益が上昇していないのに1株配が高く、配当性向も高くないか?(近い将来減配)
②株価が安価で配当利回りがいい理由は何か?
③その年だけ配当予想が高くなっていないか?
④特需の影響ではないか?
もっと地盤ができてから改めて読んでみようと思う。