finalventのレビュー一覧

  • 考える生き方

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    ネタバレ

    極東ブログで有名なfinalventさんの本。

    この人のBLOG、twitterを読んでると、語学に詳しくかったり、プログラミングやってたり、沖縄で暮らしたことがあったり。。。と、すごく職業が想像しずらくて、どんな人なんだろうって多くの人が気になってたはず。

    本書はその種明かし本で「なるほど、それでか」って納得しながら面白く読めた。ただ大学以前のことはまったく書かれてないし、結婚&恋愛のこともすごくあっさりとしか書いてない。
    アイドルのヌード写真集買ったら、なんだあんま脱いでねえじゃん、みたいな感じもある。

    やっぱり意外だったのは4人の子持ちだったことで、沖縄で避妊せずに暮らして

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    2013年02月26日
  • 考える生き方

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    失敗という人生ということで25歳から詳しく書かれているエッセイ。
    こういう自由な生き方もいいんだなと身が軽くなった。けれど、結局のところ著者の勉強家具合は並外れたものだと思うし、一般人が同じ経歴を真似しても上手くいくのは難しいのではないかと思ってしまう。

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    2017年08月03日
  • 考える生き方

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    仕事、結婚、育児、病気、そして学問。

    55歳になる極東ブログの運営者が、自分の人生で節目となった出来事を綴った本。

    大学院(ICU)を中退たあと、エンジニアやテクニカルライターを経験し結婚。沖縄に移住し4人の子供を育てる。

    この人に特徴的なのは、タイトルにもなっている通り、全ての出来事に対して徹底的に考え抜く姿勢だろう。
    大学院に入りなおしたりしているところからも、学びつづける彼の心性が伺える。
    「教養」というのは別に直接何かに役に立つハウツーのようなものでは決してない。
    だが、独立できるだけの能力を身につけたり、育児では海外の最新手法を取り入れたり、原因不明の病気にかかったときも自力で

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    2016年08月07日
  • 考える生き方

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    ・海は月の引力で満ち欠けする。海に暮らす人たちは月の暦でも動けるのだ。沖縄の海人(彼らは漁が仕事ではなくて、海と暮らす人生を送っている人たちということらしい)
    ・沖縄復帰1972年。1978年に車線が左から右へ7.30だったことからナナサンゼロと呼ばれている。これによって、実体験として日本に復帰したとする人もいるようだ。
    ・何かを勉強しようと思ったら、英語で検索して、欧米ではどういった教科書を使っているかをみて、その教科書を使った方が勉強になる。日本の教科書は曖昧な点が多いので。for dummies なんかが専門的にはわかりやすい。ダミー→アホ アホな人むけ。
    ・絶望は傲慢であると思う。p3

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    2014年03月06日
  • 考える生き方

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    人気ブロガーが自分の半生を淡々と振り替える内容。結婚、出産、難病、禿、老い、といったライフステージを代表するトピック別に著者の感じた事、考えた事が記されている。

    一人の人生を垣間見ることは、自分が似たような出来事に出会った際、心構えとなったり絶望の心のワクチンとなり得る、という著者の考えが最も共感できた。

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    2013年07月24日
  • 考える生き方

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    江戸時代の万葉集学者契沖は、庶民を集めて万葉集の講義をした。多くの人に支持され、そこから、荷田春満、賀茂真淵、本居宣長と国文学者や輩出した。しかし、契沖自身はなにより、学ぶことの楽しさを説いてきた。あるとき、学習会の出席者が「仕事で忙しくて講義に出席できません」と契沖に手紙を出したところ、「それは残念だ、仕事なんか他の人にまかせて、勉強しにきなさい。ここに人生の真理があるのだから」といった趣旨の返信をした。

    学ぶことで人生は豊かになる。
    この本を勧めてくれた人にも最近毎日のように言われている言葉。
    学ぼう。一緒に学んで行こう。
    知ることは楽しい。
    人生を贅沢に生きてみよう。

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    2013年07月18日
  • 考える生き方

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    リベラルアーツに対する考察に感銘を受けた。
    筆者は繰り返し自身を「敗者」だと呼んだが、それはさして重要な要素ではないように思われた。読み進むにつれ、人生の問題は死に向かってゆく時間のなかで何を学び取るかであり、それこそが考える生き方なのだという結論がすとんと腑に落ちた。

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    2013年06月14日
  • 考える生き方

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    ネタバレ

    表紙から始まる「はじめに」の本文が奇をてらっている。
    タイトルに反して、著者自身が考える生き方をしてきたとは思われないし、考える生き方の参考になりそうもない。内容は、人生を振り返って、結果として考えたことだ。
    リベラルアーツの説明や大切さ、沖縄についての情報など、参考になった点もあるが、全体としては一風変わったインテリさんが感じたことを読まされているようで、気持ちのよいものではなかった。
    13-67

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    2013年05月11日
  • 考える生き方

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    著者の人には申し訳ないけれど、この本はとりあえず、“finalventファンブック”という位置づけから始まってしまう。

    日頃から極東ブログ、メールマガジン、cakesなどを読んできた人が真っ先に手に取るだろう。

    そして彼ら(僕ら)は衝撃を受ける。「うわ、finalventさんってこんな人なんだ!」と。普段のイメージからすると、意外なんだ。本当に。内容が。

    僕はfinalvent氏を、世捨て人の仙人のようなイメージで見ていた。漢詩なんかに出てくる仙人だ。極東ブログにおいて、世界情勢を、英語を訳しながら、自らの考えを含めつつも淡々と解説する。そういうイメージと、現実の暮らしは真逆だった。

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    2013年05月03日