ナナメグリのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
このシリーズは巻が進むほどに良くなるのですが、「俺と部下の恋の先」では二人の気持ちが深まる様子が描かれています。
何が良いって、大きなハプニングがあって気持ちが深まるのではなく、気づいたときには気持ちが深まっていて、ハプニングはそれに気づくキッカケでしかないこと。そのハプニングが日常的な出来事であるのも良いです。
社内ではゲイであることが受け入れられているけれど、社外ではそうとも限らない。そんな現実も描かれていて切ないですが、周り人たちの暖かさと、高梨のまっすぐな態度で乗り越えていきます。 -
ネタバレ 購入済み
とても良いです。ぜひ三巻一緒に
とても良かったです。はじめは淡々とした雰囲気なのですが、日々のちょっとしたやりとりが丁寧に描かれていて、登場人物達に惹きつけられていきます。
「俺と上司の恋の話」では部下の高梨(ノンケ)が上司の徳永(ゲイ)にどんどん惹かれて好きになる過程と、社内でゲイばれしてるけどノンケかつ部下に身を委ねることを躊躇する徳永の葛藤と、社長のナイスミドルが描かれています。
この社長が本当に素敵で!社長がいるからこの会社と社風があって、この恋が実るのだなという妙な納得がありました。 -
ネタバレ 購入済み
ほろり
徳永さんの自己犠牲が一周まわってワガママに見えて途中読むのが辛くなるときもありました。
でも実家に行ったシーンは涙がホロリと。
高梨はずっとまっすぐな男で気持ちよかったです。 -
ネタバレ 購入済み
シリーズで完成系の話
レビューが良かったので三巻まとめて買いましたが、一巻だけしか買ってなかったらそこでストップしていたと思います。ノンケがそんなすぐゲイにはならないだろうし、世間の冷たい風当たりを知ってるヒロインがそんなノンケのノリをすぐ受け入れるのにも違和感があり、「あー。上辺系のBLかなー」って思ってしまいました。で、社長の過去の話が良かったのである程度満足しちゃいました。
が、3本購入したのでなんと無しに読み進めていくと、階段の様に内容も絵も良くなっていきました。最終のこちらの作品は特に良かったです。
高梨はやはり元はノンケなのでゲイにとっての地雷発言をしてしまい、正直見てる方もイラッとしましたが挽回してくれたので良かったです。
BLの真髄をわかりやすく描いている作品だと思いました。
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ネタバレ 購入済み
『俺と部下の恋の先』『俺と彼氏の恋の果て』へと続く三部作。
高梨がかっこいい。
徳永さんがどんなに後ろ向きになっても、どんなにグダグダでも受け止めてやれる高梨の男気が最高です。
徳永さんも可愛いし。大人の男でこんな可愛いとか反則(笑)。ツンデレです。
周りで温かく見守っているオジサマ方も良い。
いっぱい大変なこともあったけど、幸せになってよかったね。
そんな風に思える3部作。
エロは少なめです。日常が淡々と。
読み終えた後の、幸せになれる感じが良いと思います。
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Posted by ブクログ
「俺と上司の恋の話」の続編。前作は新入社員高梨視点が多かったのですが、続きは徳永視点になっています。良いタイミングでの視点交代です。
ストーリーは、ラブラブな展開になるのかな~と思っていたら、かなりの想定外。
幸せなばかりじゃないんですね、世の中って。不幸とひとくくりにするにはあまりにも切実でした…リアルな現実がこうもシビアに描かれているとは思いもよらず…泣けました。
男同士、特にリーマン同士の場合、仕事というものが二人の関係のかなりのパーセンテージを占めてしまうんですね…
このストーリーでは逆に、二人の関係が仕事にマイナスの影響を及ぼしてしまう様を真正面から描いています。
発端は、高梨が自分は年下で後輩部下だけど、もっと徳永に近づいて追い越して頼れる男になろうと張り切ったことから始まります。
高梨の立場としては当然思うことです。
でも、徳永は男として先輩として淋しいと感じてしまいます。そして、些細なことから気持ちがすれ違って。
気持ちが近づいたり離れたり。徳永が深夜に高梨のベッドにもぐりこんでくるシーンは、キュンと切なくなりました。こんな風にもっと甘えればいいのに…
そして、自分の想いを言葉に託すことが苦手な徳永は、説明不足のまま高梨から離れようと決意してしまいます。
彼らしい態度なんですよね。高梨は最初自分のことを怒っていると誤解してしまいますが、徳永にしてみればノンケの高梨の人生を自分が思い通りにして良いのかと罪悪感ばかりが押し寄せているんです。愛すればこそ、ですね。
実際問題、というかんじでしんみりしてしまいました。
そんな迷いを一掃してくれるかのような、一途でブレない高梨の態度が唯一救いでした!
高梨の二人で話そうという一言がとても素晴らしかったです。あんなふうに強い心でいる男ってなかなかいません。徳永はとても良い相手に逢りあったんじゃないかと思います。今後高梨と生きることで、徳永は変わっていく気がします。
カバー下の4コママンガに癒されました。 -
Posted by ブクログ
リーマンもの。ものすごく上手いとかものすごく盛り上がるとか、そんな絵柄やストーリーじゃないので見過ごされがちかもですが、とても胸に残るものがありました。実を言うと、私も見過ごしていたんですけどね。。。2巻目が出たので一気読みです。いいリーマンものでした。
小規模な会社に就職した高梨。張り切っていたのもつかの間、自分の上司徳永がゲイであることを知って愕然とします。しかも、社内では周知の事実であり、徳永が好きなのは社長の古谷だというのに誰もノータッチ。
最初はゲイを容認してるなんておおらかだな~とか、古谷と徳永はどんな関係なのかとか、ゆるーく考えながら読み始めたんですよね。
大人気ない高梨と徳永のじゃれ合い?も微笑ましかったりしたんですが。
だんだん、これまでのことがわかってくると、実は徳永って辛い目にあってきたんだなと感慨深く…
徳永が高梨との仲のよさを冷やかされ、大好きな古谷に誤解されたくないがために、ついに告白してしまうシーンがよかったです。とてもまっすぐで常に自分に正直な徳永ですが、その性癖ゆえに明るいボケや冗談でごまかさなくてはいけないこともあったり。
そこをちゃんと見抜いてくれている古谷って、男としても社長としてもステキな人です。
そしてまた、徳永の苦労や悩みを知り、素顔の徳永に触れることでどんどん彼のことが好きになっていく、部下の高梨。彼がまた男前でした。
なかなか本心を見せない、わかりにくいツンの徳永には、やっぱりこれくらい強引な年下攻がぴったりですよね。
古谷はどうして徳永を避けたりせずに偏見も無く、優しい態度で接しているのか?という理由が「私の部下と彼の話」で描かれていて、きれいに納得。年の功だけじゃなく、ちゃんといろんなことを乗り越えてきた重さが見えていました。
「俺と彼氏の週末の話」はキュンキュンしまくりました!「上司」ではありません。「彼氏」です。彼氏~
ひたすら、かわいい二人。