新郷由起のレビュー一覧

  • 老人たちの裏社会

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    うんまあ面白かったかな。すごく取材してるし現在の高齢者たちの実体が詳しく描かれてるノンフィクション。一部「一橋桐子の犯罪日記」の元ネタも含まれてた。ただ、「女性ならではの陰湿な」とか「女性こそ感情の抑制が利かず」とか平気で書いているのが気になった。この人の会った人たちはそうだったんだろう。それを女性全般に当てはめるのは差別でしょ。それとさ、読んでて一番気になったのは、高齢者が粗暴になっていくなんて事はあるわけなくて、高齢者と言う層は構成が固定されてるわけではなくて常に流入と流出が起きているわけでしょ?これが書かれた頃の高齢者、つまり単に戦中生まれの人達が粗暴だっただけっていう事はないのかな?こ

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    2024年06月05日
  • 老人たちの裏社会

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    新郷由起『老人たちの裏社会』宝島SUGOI文庫。

    長寿社会の闇に迫ったルポルタージュ。

    今や人口の3人に1人と言われる65歳以上の高齢者。急激な高齢者の増加に医療制度や年金制度は対応出来ず、年々手薄になる社会福祉。そんな中、高齢者による万引き、ストーカー、DV、暴力などの犯罪が急増しているらしい。虐げられる高齢者の反乱か。反面、高齢者を狙う詐欺などの犯罪も増えているようだ。

    今の若い人たちからすれば、まだまだ先のことと思うかも知れないが、いずれ老いは誰にも平等に訪れる。「俺が死ぬときは即死だから保険など要らない。」と叫んでも、何とか生かし続けるのが今の医療。不自由な体と頭で社会の底辺で惨

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    2021年02月12日
  • まんがで丸わかり! はじめてのお葬式

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    マンガと解説文章のバランスがよい。
    内容のエモーショナルな部分と、ビジネスライクな費用分析を上手く分担している。
    構成も、現在メインストリームとなりつつある「家族葬」をケーススタディとして流れを追っていくスタイル。
    最後に、今後注目の「直葬」事例も金額も含めて紹介している。
    葬儀の合理的な金額構成、宗教者へのお布施の開示など、ともすれば業界のタブー的なことも詳細に解説を加えている。
    生前に合見積りを葬儀社から取ることも結局は個人、関係者のためであること訴えている。

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    2018年10月29日
  • まんがで丸わかり! はじめてのお葬式

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    死と月は因果な関係がある。おととい円い月を
    見上げて思い出した。家族葬をPRし過ぎな感はあるけど、内容はマル。この本を監修した人のセミナーも行きました。

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    2012年10月03日