石川有生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本を読みながら、良かれと思っていた話の聞き方が実は相手が心を閉ざす一因になっていたのだということに気付かされました。
「話の聞き方」についての本ということなので、自分にメリットがあるのはどんな聞き方なのかという視点で書かれているのかと想像していましたが、読んでみてそれが根本的に間違っていたことがわかりました。
紹介されている話し方の方法は、相手の方が「この人と話せてよかった」と本当に思えるための方法、つまり自分(聞き手)以上に相手(話し手)のことを大切にするための方法でした。
相手の愚痴を最後まで聞く、相手の話を否定しないといった内容がありましたが、確かにそんな風に話を聞いてくれる人