角和昌浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シナリオプランニングという手法に関心があり本書を手に取りました。シェル社がこの手法を使うことで有名だというのは聞いたことがあったので、その意味ではシェルでシナリオプランニングに参画したという著者の体験談からくる説明は生々しく説得力があったと思います。またシナリオプランニングだけでなく、未来を考えるフレームワークとしての、探索的/規範的なアプローチ、という区分に加え、帰納的/演繹的アプローチの2×2で考える、というのは頭の整理になりました。
また、シナリオプランニングをするには、まず現状を説明する図を描く必要があること、そして現状はそのまま是認し(よい・わるいではない)、現状を説明する「フィー