呉夏枝のレビュー一覧

  • ははがうまれる

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    子育て中で色々と悩む時に、ほっと一息がつけるエッセイだった。大人になった子供を持つ人が書いた文を読むと、今を大切にしなきゃ…と思うものの…大切にできない時間もあるけど、向き合おう!と思えました。

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    2022年03月05日
  • ははがうまれる

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    新聞の書評を読んだこととタイトル「ははがうまれる」に惹かれて購入。分かりやすい言葉で、「心が軽くなる子育てのヒント」がかかれています。「母親のための酸素マスク」って、言い得て妙!ですね。

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    2019年10月14日
  • ははがうまれる

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    ずばり、いい本でした。

    ・子供は親の失敗談を喜ぶ
    確かに!私も母がファミコンをやっていて鍋を焦がした話がたまらなく好き(笑)

    ・親は補助輪のようなもの。なくてはならないものから、あると邪魔!になって健全である。
    上手いこと言う。補助輪として必要とされているうちが花ということか。

    ・母性は育てる中で育まれる。
    これはもっと前に聞きたかった。頼りない背中や泣き声を聞きながら、おっぱいをあげながら、母になっていくんだよなぁ。生まれるまでは実感が湧かなくて本当に不安でいっぱいだった。その頃の私にだんだんお母さんになれるよ!と伝えてあげたい。

    ・酸素マスクは親が付けてから子に付ける。ケアする人だ

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    2018年12月12日
  • ははがうまれる

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    母の友で連載されていたエッセイ集。
    一つ一つはとても短いエッセイなので読みやすい。
    著者の人柄が現れているのか、文章も優しく温かい。
    しかし、

    母親の自己犠牲は美化されがちだが、実際には何のメリットもない。

    ズバリと清々しいほど言い切ってくれた!
    素晴らしい!!!
    この前後も夫に読み聞いてもらったのだが、「つまりこうやって夜な夜な読書をしていることが、妻(私)にとってのセルフケアってこと?」と聞かれた。
    確かに読書は自分の大切な時間だけど、それだけじゃなくて子ども抜きで社会との繋がりが欲しいんだよね。
    そこはなかなか理解してもらえなかった。残念。

    それから著者が家事なんてだーいきらい!と

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    2018年03月14日
  • ははがうまれる

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    2016.5月
    突然お母さんになる。お母さんもその時に生まれる。ベタベタとママを褒めて持ち上げるのではなく、お母さんの気持ちを存在を正直にまっすぐ受け止めてくれる懐の大きい本。読めばお母さんの心がひとつ強くなるようなそんな感じ。誠実なメッセージ。

    (メモ)
    アウェイ感、子どもをなめていないか、理不尽なことをしていないか、補助輪、アメニモマケズ。

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    2020年03月02日
  • ははがうまれる

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    最初から母であるわけがない。
    母であろうと、産んだ瞬間から後戻りできない道を歩き始めるのだ。
    なのに、当然のように母であることを求められる。できないことを責められ、また自分でも責めてしまう。
    そんなことしなくていい。
    大丈夫。
    完璧である必要なんてまったくない。
    だって、育児しながら育自してるのだから。
    あの頃の自分に言ってあげたい。
    間違ってなかったよって。
    そう再確認できた作品でした。

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    2016年05月06日
  • ははがうまれる

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    ネタバレ

    育児にまつわる内容でも、読んでいて説教くさくなく、読者に寄り添うやさしい文章で、するする読めた。こうでなければならないといった型にはまった考え方でなく、柔軟にとらえることの大切さをしみじみ感じた。
    完璧でない者がこどもを育て、育てられる。こどもであったとしても、一人の人間として慈しみ、尊厳を大切にすることを大切にしなければと思う。そう思っていても、少しでもより良い道を歩ませたいと願う親心が時に過干渉へ繋がるのだから、あんばいは難しい。ただ、同じ空間にいても別のことをして、時おり同じ時間を共有する。それくらい気楽に生きてもいいのだと思った。
    自分の失敗談が子どもたちにウケるというのは面白かった。

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    2025年11月11日
  • ははがうまれる

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    宮地さんの失敗や正直な感想を織り交ぜながら、子育てをする人を優しく受け止めてくれる本。

    読者がイメージしやすいよう短文なのに丁寧な伝え方は見習いたい点であり、憧れる。

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    2025年02月12日
  • ははがうまれる

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    ゆったりとした優しい気持ちになれる本。
    「人をケアする人は、人にケアされなければいけない。」という言葉が印象に残った。子育て中の人は漏れなくケアされるべきだよなあ。

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    2024年01月10日
  • ははがうまれる

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    母親になる、ということをすごくパーソナルに書かれた書。赤裸々に心理描写を書いていたり、省察というべきか、振り返りに、人はそう簡単には生きていないことが表されていると感じた。
    母というか親。保育者はその親に対する想像力が必要だとヒシヒシと感じた。

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    2023年06月22日
  • ははがうまれる

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    育児真っ只中の今、著者の言葉はじんわり心に響く。待ったなしの育児、どんどん大きくなる我が子。自分も母として一緒に成長しているんだ、1人の大人であるのだと認識させられる。子供という存在がいるだけで、大人だけの世界では見えなかったこと、思いもつかなかったことに気付かされる。大変な毎日でも、我が子との時間は一瞬なんだろうな。かけがえのない日々を大切に生きたいと思う。

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    2023年06月06日
  • ははがうまれる

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    子育てに関しては、自分も色々と思うことがある。
    幸せで満たされたり、怒りを抱いたり、ひどく落ち込んだり。
    この本の中の「母親のための酸素マスク」の話にとても励まされた。「母親の自己犠牲は美化されがちだが、実際にはなんのメリットもない。」
    本当にその通り。自分より家族のことを優先しなければいけない時はどうしてもあるけど、バランスを取りながら自己犠牲だけはしないようにしたい。

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    2023年04月06日
  • ははがうまれる

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    NHK理想的本棚 母親を嫌いになったときに読む本 で紹介されてた。

    数ヶ月前に母という役割を与えられた身としては、そんなに気張らず肩の力を抜いていこう、と声をかけてくれるような本だった。

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    2023年01月11日
  • ははがうまれる

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    どうしてこの本を選んだのかが思い出せない。
    雑誌の推薦か
    どなたかのレビューをみたのか・・・
    子育てが終わった私にも
    優しく響く本でした。
    「子供が生まれたと同時に
    ははも生まれたのだ」
    「生まれたからにはははも成長していかなければならない」
    成長できない はは も沢山いるなぁ~

    私はどうだろう

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    2022年12月02日
  • ははがうまれる

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    お母さん、これからお母さんになる人におすすめ。
    手元に置いて、しんどい時に読み返したいと思った。

    印象に残ったのは「母親のための酸素マスク」

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    2022年02月18日
  • ははがうまれる

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    2021.02.08

    精神科医として働くが、この本では「母」であり
    かつて妊婦で新米母として戦ってきた著者のこれまでの振り返りと、「母として」像がある。
    経験者の言葉は重く深く、そして気づきがたくさんある。
    すぎてみれば…思うところがあるのは、人生皆同じだ。
    この目線は想像するしかない、失敗はしてなんぼ(命にかかわらなければ)先輩ママからのことばに励まされる。

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    2021年02月18日
  • ははがうまれる

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    何度も腕を骨折する息子。見方を変えれば、腕がもっと大事な身体の中心部分を守ってくれている。

    子どもに対して「まったくもう!」と思うことを、ちょっと見方を変えてほっこり心が温まる。そんな風に子どもの成長を見守りたいと思った。

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    2020年11月06日
  • ははがうまれる

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    ははがうまれる。
    このやわらかいひらがな表記の中に、戸惑いや迷い、自信のなさなどいろいろな葛藤が含まれている。妊娠中の今の私に、それでいいんだよ、と包み込んでくれるようなやさしい安心感を与えてくれる。

    ほどく、という章がとても好きだった。
    何かを作るというワークショップは多いけれど、ほどくワークショップはほとんどないという。
    「私たちは、何かを作ることが、生産的で価値のあることだと思い過ぎている」とも宮地さんは言う。今の私の状態は、まさにこのほどく過程にあるのではないかと思った。
    作り出すことは、目に見えてわかりやすいし、やった感があって充実した気持ちになる。でも、どうしても気持ちがそちらに

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    2020年08月27日
  • ははがうまれる

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    もっと核心をついた内容かと期待したので、ちょっと肩透かし。
    でも、『母親のための酸素マスク』と『子どものまっとうな怒り』は為になった。
    この章は繰り返し読んで忘れないように。
    そして『母親の〜』は主人にも読んでほしいと思った。

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    2016年06月28日
  • ははがうまれる

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    子育ての本で、読んでいて心地よいのが珍しい。いついつまでに何をさせるとか、責められるような内容ではなく寄り添ってくれるような。仕事柄なのか、ありがたい。

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    2025年03月20日