加藤洋平のレビュー一覧
-
リーダーシップに出会う瞬間
「リーダーシップ」と聞いてもピンとこなかったが、この本で1つの型を知ることができた。
本書ではリーダーシップを「影響力」と定義している。
なにかdoしなくとも、そこに存在beするだけでもリーダーシップは発揮されているのだ。
情景が思い浮かぶ瞬間が多々あり、自分事として...続きを読むPosted by ブクログ -
「ティール組織」のベースにもなった理論モデルであり、社会のあらゆる事象を理解・整理するための枠組み(またはメタ理論)である「インテグラル理論」の概要を解説した入門書。
インテグラル理論は、縦軸に「個人」と「集団」、横軸に「内面」と「外面」を配した四象限で構成されており、例えば「個人の内面」は自己の...続きを読むPosted by ブクログ -
リーダーになっていく成長過程の葛藤や、リーダーとしてもがいている先輩の気づきがとても参考になった。
リーダーになってもらいたい社員のこの先のシミュレーションになった。Posted by ブクログ -
「リーダーシップに出会う瞬間」有冬典子
予測可能な事が詰まっている枠の中は安全に見えるが、そこに長居すると退屈になったり、将来への不安にかられる。
ワクワクする事は枠の外にある。
リーダーシップとは影響力の事。doingではなく、being。ただそこに居るだけで発してしまう在り方。垂直的な発達...続きを読むPosted by ブクログ -
発達心理学の本はちょっと読みにくい(学術的な感じ)本が多いが、本書は小説仕立てなので、とても読みやすい。
本書での発達段階は以下のような表記だった。
●段階1 子供
●段階2 利己的段階・道具主義的段階
●段階3 他者依存段階・習慣的段階・(権威主義的段階)(組織や集団に従属し、他者に依存する形で意...続きを読むPosted by ブクログ -
一見、「英治出版」の本かと見まごうブックデザイン。
内容的にも、キーガンの「なぜ人と組織は変れないのか」(ITC=Immunity to Change)と関連性が高いもの。
世の中一般では、大人になると人間は変らない、新しいスキルは習得できないという固定観念があるが、キーガンは、大人でも「知性の...続きを読むPosted by ブクログ -
理屈だけでは部下との人間関係は成立しない。
相互コミュニケーション、相手の特徴を掴む事が部下と自分の成長を促進させる。
その為に発達心理学の知識は必要になると思う。
この本で意識レベルという「人の器に近いもの」の存在を知った。
5段階あるらしく、上の成長させるには垂直型成長が必要になるとの事。
...続きを読むPosted by ブクログ -
うーん。個人的には新発見は少なかった。
海外で出されたタイミングで日本でも販売されていたら、劇的な発見が多かったと思う。
なんだか今まで言われている発達理論にコーチングのテーマを入れたようなもの。
Posted by ブクログ -
主任になった1年目の何をすれば良いのかわからずあたふたした時期を思い出す。
急に周囲が言いたいことを要求してきた。
それをどうにか応えることができれば部署はよくなると思っていた。
この本の【成人意識の発達理論】でいうところの他者依存段階なんだろう。
まさに八方美人であり、嫌われたくないという...続きを読むPosted by ブクログ -
抽象性が高まるというのは、実践でも再現性が高まるということを意味する。自分で抽象的な理論にして身に付けている人はパフォーマンスが高い。
私たちは日々、貴重な洞察を含む体験を様々に積んでいながらも、それらを自分の言葉で捉えないゆえに、体験が無かったものとして滑り落ちていく。要するに、点としての知識を...続きを読むPosted by ブクログ -
初めてリーダーシップについての本を読んだ。院長から勧められた本なので、自分が読みたいと思った本ならいつもスラスラ読めるのに、今回は難しすぎてなかなか読むのに苦労した。けどなんとか読み切れて嬉しい。
リーダーシップってなんだろうと考える最中でいいヒントが幾つもあったように思った。その中でも一番、「リー...続きを読むPosted by ブクログ -
感想
他者は乗り越えるべき障害ではない。排除すべき敵でもない。対話を通じて部下や上司とともに自己を実現する。ティール組織への足がかりとなるか。Posted by ブクログ -
主人公の女性が自分らしいリーダーシップのあり方を模索して成長していく小説仕立てのリーダーシップ本。リーダーシップ入門としてわかりやすく、小説であることでさらっと入ってくるところも。
他人のことを「使える」「使えない」という人に出会うと心がモヤモヤしていましたが、この本によれば利己的段階という発達の低...続きを読むPosted by ブクログ -
人材開発のお勉強。
・ピアジェ効果
無理に成長・発達を促そうとすると、どこかで成長が止まってしまうということを示す概念。
「当時のアメリカにおいて早期英才教育が盛んに行われており、長期間に及ぶ追跡調査をした結果、無理に成長を強いられた子供たちの多くは、20歳を過ぎるあたりでピタリと成長が止まっ...続きを読むPosted by ブクログ -
発達心理学をちょー分かりやすく説明した本。
実際になにか役立てるなら「なぜ人と組織は変われないのか」ですな。Posted by ブクログ -
成人発達理論を勉強しようと手に取った一冊。
部下のマネジメントに難を抱える上司が、バーで出会ったコンサルタントから発達理論の指南を受けコーチングのセッションを重ねることで人間として成長していくというストーリー仕立て。さくっと読めたが、本当に上澄み程度しか触れられていなかったので若干物足りない。Posted by ブクログ -
ある女性社員が、リーダーとして成長していく過程を、物語で示すと同時に、成長に関しての理論的な補足説明を、成人発達理論に基づき行っている。
主人公の青木美智子さんと、同じ悩みを抱えた経験のないマネジャーはいないと思う。そういう意味で、感情移入しながら読める。
理論の部分は、なるほどね、という説明。
も...続きを読むPosted by ブクログ -
せっかくなので、5つの発達段階の要約を最後ではなく、話の途中に持ってきた方が、話が追いやすいと思いました。Posted by ブクログ
-
・「室積さん」と「私」の対話形式。室積さんが聞き上手なのは分かるけど、反復や言い換えによる要約は読んでてちょっとしつこいな…と思ってしまうけど、それも部下との接し方のひとつなのだな。「〜〜に関して、どう思いますか?」と問いかけて、その答えを次に説明することに繋がるよう促す話し方。分かっちゃいるけど、...続きを読むPosted by ブクログ
-
大人でも十分能力を伸ばすことができる、ということは様々な面から解説してありよくわかった。
具体的にどう伸ばすかについては、
近道はなく、やるべきことをやらないといけないのだ、ということを再確認した印象。Posted by ブクログ