由原かのんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ表紙の絵が面白可愛いかったのと、書評↓を読んで読んでみました。
書評↓
現代人の疲れた心と疲れた身体に、ただただ楽しく、チャーミング(&時々すっとぼけ)な時代小説をご用意しました!
「全篇にわたって楽しい」有栖川有栖
「無条件に楽しんで読むことが出来た。ああ、面白かった」乃南アサ
ニヤリ、クスリ、ホロリ
選考委員も癒された、新・癒し系時代奇譚
私の感想↓
読んでよかったとは思います。
が、全篇にわたって楽しいという感想は持てず、癒された感覚も持てず、むしろ「よもぎの心」と「孤蝶の夢」を読んだ後は胸がどんよりと重たく苦しくなるような感じで、え?全篇にわたって楽しいんじゃなかったっ -
Posted by ブクログ
★3の下かな。
ほぼほぼ表紙借り。
副題は、世にも快奇な江戸物語。
第99回オール讀物新人賞受賞作。
帯には、現代人の疲れた心と身体にただただ楽しく、チャーミング(&時々すっとぼけ)な時代小説をご用意しました。とあるが……。
短編が四編。
・首ざむらい
大阪夏の陣の後、再びの戦の気運が高まる大阪へ向けて旅する男が拾ったものは生きている生首だった。
・よもぎの心
男は河童に殺されたのか?
・孤蝶の夢
寺に預けられた子供は虐待を。
・ねこまた
お店の用心棒に雇われた男。
表題作は惜しいな〜と思った。設定は魅力的なのに活かしきれてない気がする。ちょっと手直ししてすっき