マーク・ニクソンのレビュー一覧

  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    何も見返りをもとめず、一緒にいてくれるぬいぐるみ。
    辛いことも悲しいことも、楽しいことも、全部知ってるのは大好きなぬいぐるみだけ。

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    2022年07月12日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    持ち主に愛されすぎてボロボロになったぬいぐるみの写真集。
    ウチにも死んだ犬とまだ生きている猫の2代に渡って大事にされてる「お友達」と呼ばれてるボロボロの熊のぬいぐるみがあるけど、これは絶対に捨てられない。
    ぬいぐるみには何か持ち主の思いや気持ちといったものをため込む機能のようなものがある。

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    2022年03月06日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    書店でみつけて、なんとなく開いた瞬間みぞおちを掴まれた一冊。
    グロテスクなほどボロボロになったぬいぐるみたちの写真。持ち主とぬいぐるみのエピソードにまたぐっとくる。
    こんなになるまで愛されて、それでも(それ故)捨てられることなく大切にされ続ける。
    尋常じゃない量の思い出を抱えて、どうかずっと持ち主の人と一緒にいてほしいと思ったし、私もそんな存在を持ちたい、と思った。

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    2021年01月30日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    ぼろぼろだけど、愛で満たされているぬいぐるみの写真集です。それぞれの写真に、ぬいぐるみと持ち主とのエピソードもかかれています。

    かつてお店にズラリと陳列されていたぬいぐるみが、それぞれの持ち主との歴史を経て、今の姿になったんだなあとジーンときました。

    自分の思い出のぬいぐるみが自然と思い出され、どこにあるのか見当もつかないので、つい母に連絡してしまいました。

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    2025年10月31日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    きっとこの本を手にする多くの読書も、大切なぬいぐるみの友人がいる人たちなのかなと勝手に思った。
    かくいう私と娘もぬいぐるみ愛好家で、ふたりで本書のページをめくる度に共感と感動、驚きの連続でした。

    ぬいぐるみたちの、誰かの愛を一身に受けた姿、美しいなぁ。



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    2025年04月27日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    子どもの頃から大人になってまで一緒に過ごしてきた愛着まみれのぼろぼろのぬいぐるみたちの写真集。目とかしっぽとかが取れてぼろぼろになっているのが美しい。これが新品のぬいぐるみの写真が並んでいたって何の面白みがあろうことか。
    ぼろぼろだけど幸せそうなぬいぐるみたち。縁ある人からの一文が添えてあるんだけど、それを読むと、一時的に行方不明になったり旅先で忘れられたにもかかわらず戻ってきた強者たちだったりもする。それぞれにそれぞれのエピソードがあり、ぬいぐるみという無生物の枠を超えた存在だってことが伝わってきてほっこりした気持ちになる。
    もとはアイルランドの本らしく、ぬいぐるみの多くが熊でその名もテッド

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    2025年04月20日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    とってもハートフルで、ちょっぴりセンチメンタル。(何かの宣伝文句みたい笑)
    写真家の著者は「愛されすぎたぬいぐるみたち」という、使い古されたぬいぐるみを撮影していく企画を立ち上げる。それに応募・集結したぬいぐるみは、持ち主と過ごした時間やボロボロ具合に至るまでまちまち。
    しかし愛情の深さだけは、どのぬいぐるみにもムラがなかった。

    自分も昔からぬいぐるみloverであるが、ボロボロになるほど長く手元に置いている子はいない。実家の棚や箪笥に何体か置いてきたが、いずれも色や形状が保たれている。
    我ながら「物持ちが良い」とも言えるが、「ボロボロになっても一緒にいたい」という彼らの関係がとても羨ましか

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    2024年12月14日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    “書店員は見た! 森田めぐみ著”で紹介されていました。
    私も実家を出た際、ゴリラのぬいぐるみを持って行きました。そのぬいぐるみは、父が「オレに似てるだろ?見張ってると思って机に置いてなさい。」と高校受験の中3の時にくれました。見守ってくれている気になり、今でも近くにいます。鼻の部分が破れてきてます。
    愛されすぎたぬいぐるみ。愛を感じずにはいられません。持ち主は、そのぬいぐるみを愛し そのぬいぐるみを送られた人から愛されていたことも感じとれました。

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    2024年08月07日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    年月を経てぼろぼろになったけれど愛着のあるぬいぐるみを募集し、ポートレートと共にエピソードを紹介する写真集。


    だいぶ前に原書を読んでいて、懐かしくなったので購入。他人の目にはちょっと可愛いと言えないレベルに形が崩れてしまっている子もいるのだが、添えられた思い出話を読むとそのクタクタな姿こそが特別なのだとわかる。原義のフェティッシュ=呪物崇拝の世界だ。
    いくつか手作りのぬいもいるけれど、ほとんどは工業製品。だが、パーツを付け直し、布をツギハギされていくうちに、とても元はデパートに並んでいたとは信じられない風貌になっている。この唯一無二の佇まい。"表情"としか呼びようのない

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    2023年01月10日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    個性溢れるぬいぐるみたちに沢山の心温まるエピソードが詰め込まれていて楽しかった!

    よく私はぬいぐるみを連れて行って写真を撮るぬい活をしているが、この本を読んでぬいぐるみと付き合う長さはただモノではないなと実感した…
    今のお気に入りの子も生涯の相棒と呼べるくらい大切にしていきたい。

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    2023年01月05日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    長年愛されてきたぬいぐるみのポートレートと、彼らにまつわるエピソードを収めた写真集。原題は『Much Loved』。
    U2ボノが持ち主であるテディベアや、ミスター・ビーンのテディベアも収録されている。いちばん印象に残ったのは『ミスター・テッド/ジョニーのクマ』。ダウン症で生まれたジョニーの元にやってきて、彼が6歳になる数ヶ月前までを共に過ごし、その後も妹たちと遊んだ。自信に満ちた優しい表情に見えた。
    写真・文:マーク・ニクソン、訳:金井真弓

    著者による前書きの部分の、「ぬいぐるみを募集した際にほとんどが子どもであることを想定していたが、大人にも大いに受け、多くの大人もぬいぐるみを大事にしてい

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    2022年10月03日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    愛されすぎたぬいぐるみたちの写真とエピソードをまとめた本です。
    欠損の美、滅びの美に近い何かを感じました。ボロボロになるくらい持ち主に愛されたぬいぐるみたちは幸せなのかもしれません。

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    2022年05月05日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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     愛されすぎてボロボロになったぬいぐるみたちの写真集。
     ぬいぐるみの写真とともに書かれているぬいぐるみの名前や年齢、持ち主から語られるエピソードも読み応えがある。
     載っているぬいぐるみの写真は、愛され「すぎ」たと言われるだけあって、正直かなりひどい見た目のものも多い。
     ふわふわだったはずの毛は擦り切れて下地の布だけになっていたり、カラフルだったはずの色は黒ずみ色あせていたり、目や腕は取れかけていたり取れていたり、糸や布で直された跡が丸見えだったり。
     車で数十キロ引きずられたのか?と思うようなものや、ホラーゲームのクリーチャー―と見紛う見た目のものもある。
     しかし、擦り切れたり黒ずんだ

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    2021年07月04日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    こんなになるまで愛されるなんてぬいぐるみも本望でしょうとはとても言えないくらいぼろぼろのぬいぐるみの写真集。びっくりした。子どものぬいぐるみに対する「大好き」の気持ちはこういう形で残るのかと。ちょっとぞっとする。好きです。

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    2020年01月17日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    ぬいぐるみと持ち主と出会った経緯や別れた経緯なども書かれています。
    色あせ、つぎはぎ、ボロボロ。ぬいぐるみそれぞれに持ち主(元持ち主も含めて)と同様の人生(?)がありました。

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    2018年11月11日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    愛されすぎたぬいぐるみたちの勇姿をみよ。

    手も足も目もなくなり、原形がわからないほど、抱きしめられ、キスされ、なめられ、かじられ、投げられ、いくつもの打ち明け話を聴いてきたぬいぐるみたち。

    大量生産品として生まれ、買われ、いつしか、誰かのたったひとりだけの存在になれた彼ら彼女らは、とても誇らしげな顔をしている。

    子どもがぬいぐるみに夢中になる理由は、愛する母親以外に「自分のもの」となる存在をつくる第一歩とするため。(“移行対象”と言うらしい)

    どんなに乱暴に扱おうとも、受け入れてくれるぬいぐるみに、安心感を得ながら、他者への適度な愛着を自分なりに調整していくのかもしれない。

    ぬいぐる

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    2025年03月04日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    思い入れのある大切な友だち。
    うちの子どもは、ぬいぐるみよりプープー音の出るバスタオルだった。小学校卒業のとき、あまりにボロボロにちぎれていて処分したが、残しておけばよかったと少し後悔。

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    2020年01月05日
  • 愛されすぎたぬいぐるみたち

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    絵本の「こんとあき」や映画「トイ・ストーリー」を思い出さずにいられない…。
    そしてウチの娘の20年来の友、オカピのぬいぐるみも。
    ボロボロになってクタクタになって、ゴミにしか見えないコもいるけど、それが愛されてきた証拠だと思うとこんなに幸せなぬいぐるみたちはいないだろう。
    解説も載ってるけれど、写真だけでもこの子たちの歴史は胸にジンとくる。
    たかがぬいぐるみ、されど。
    ボロボロになった分、持ち主の子の心を果てしなく豊かに育ててくれたであろう功労者(^^)。
    眺めるだけでなんだかうるっとしてしまう。

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    2019年04月19日