ベント・フリウビヤのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ大きなプロジェクトを成功させるには経験が重要である一方、政治的には「最大・最高・最長・最速」といった前例のない計画ほど魅力的に映る。そのため、成功に必要な経験を活かしにくくなるというジレンマが興味深かった。
特に印象に残ったのは、オリンピックを「初心者症候群」の例として扱っていたこと。開催地や運営主体が毎回変わるため、過去の経験が十分に蓄積・継承されず、同じような問題が繰り返されるという指摘には納得感があった。
また、計画が失敗する背景には、本来の目的とは別に「まず予算を獲得する」「契約を取る」といった目的が入り込むことがある。実現可能性よりも、計画をスタートさせるための魅力的な見積もりが -
Posted by ブクログ
このタイトル(原題は”HOW BIG THINGS GET DONE”でほぼ同じ意味)は内容を正確に表しているんだろうか。より正確には『どのようにしてメガプロジェクトは失敗するか』の方が主眼のような気がした。
膨大な事例に紙幅を割いて(巻末の参考資料ページの厚さにビビる)、本書はいかに世界中の数々のメガプロジェクトが失敗してきたか、その理由を事細かに説明してくれる。ここでいう失敗は、具体的には予算超過・工期遅延・便益過小を指す。あらゆるプロジェクトを研究した結果、なんと予算・工期・便益の3つともをクリアするプロジェクトはたったの0.5%しか無かったらしい。
失敗しないために必要なことは、「