ユミ・スタインズのレビュー一覧

  • 10代のためのエンパワメントBOOKシリーズ2 こんにちは!生理 生理と仲よくなるために大切なこと

    Posted by ブクログ

    27歳の男ですが、ようやく人類の半分いる女性たちが大変な中で生きていることを実感しました。だからといって過剰に心配したり、必要以上に気に掛けることもやりすぎかもしれないので、これを読んだことを誇りに全ての女性たちをさらに尊重していきたいと思います。

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    2023年12月20日
  • 10代のためのエンパワメントBOOKシリーズ1 こんにちは!同意 誰かと親密になる前に知っておきたい大切なこと

    Posted by ブクログ

     こちらはティーン向けだけあり、同意がいかに難しいものか、という例から始まる。そして、誰かと親密な関係を築くこと、性行為、性被害、の話がメインテーマとなっていく。だが、愛や性に限定しなくとも、人と人との日常的なやりとりすべて(「Tシャツ貸して」とか)において「同意を得る」ことが必要であり、本当の同意のためには「安全」が絶対条件であること、困ったときの相談先「セーフティネットワーク」を用意しておくことなど、学ぶべきことがたくさん書かれていた。
     横書きで、イラストや吹き出しが多く、さらっと読みやすい。一家に一冊置いておきたい。

     以下、備忘メモ。
    ・バウンダリー=自分にとって精神的・物理的にOKなこと・NGなことを分ける目に見えない一線、境界線。倫理的、感情的な境界も意味している。
    ・同意を得るためにがんばると、空気を読まなくてよくなる。
    ・何に同意するのか分からなければ同意できない。同意は具体的に。
    ・同意は途中で取り消せる。取り消すための理由はなくてもいい。
    ・同意は心から積極的にする。しぶしぶ同意は本当の同意ではない。
    ・「いや」と答えることは相手を傷つけることではない。自分のバウンダリーを知っているということ。
    ・決めたことを誰かに説明する必要なんてない。説明すると相手に反論の根拠を与えるから、むしろ説明しないほうがいい場合もある。
    ・自分の直感、身体からのサインを信じる。安全でないところに同意なし。拒絶に理由は必要ない。
    ・若い人は誰もがセーフティネットワーク(心配事の相談や緊急連絡をできる個人的な連絡網)を持つべき。親以外も含めるのが良い。
    ・アラビア語に「杖をつく人を急かしてはいけない」という言葉がある。
    ・脅威を前にした時の反応として、闘争、逃走の他に、かたまる、なだめる、もある。
    ・かたまる(freeze)ことも、生存戦略。動物が死んだふりをするのと同じ。ただ生き延びようとしているだけ。かたまってしまっているときは、そのことを他の人に伝えられない。本人が起きたことを処理し、きちんと反応して、大丈夫だと感じられるようになるまで、時間と安全な場所が必要。
    ・なだめる(appease)は、脅したり暴行してきた相手と友好的になろうとすること。例えば暴行された直後にその人と飲みに行くなど。もう危なくないと感じられるまで、または安全に逃げられるようになるまで、必要な限りできるだけ平和を保とうとする行為。
    ・直感は自分の内側から起き上がるもので、文脈は全く関係ない。直感は、どうしたら安全が保てるのかを知っている。突然自分のいる場所を不安に感じ、直感を信じなくてはいけなくなるような状況は、安全ではないといえる。そういうときの同意は、強制。「この状況とうまくやっていけばいい」と自分を納得させているから。
    ・たいていの人は頭より先に身体が反応する。何かおかしいという直感を感じても、何が実際の問題なのか特定するのが難しいことがある。

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    2025年11月15日