浦上哲也のレビュー一覧

  • もし明日が来ないとしたら、私はなにを後悔するだろう?

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    ワークショップ「死の体験旅行」体験者と、ナビゲーターである著者(僧侶)との交流エピソードの紹介を通じて、垣間見れる死の裏側としての今生きてある時間。
    自己啓発本としても読めるし、宗教系の(ライトな)本としても読める。
    章題のエッジが大層効いており「あなたにとっていちばん大切なのは、本当に家族でしょうか?」などなど、貫通力がある。

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    2024年10月26日
  • てきとう和尚が説く この世の歩き方 心がスッと軽くなる40のお話

    Posted by ブクログ

    こころ優しき著者と、幸運にも面識があります。

    グリーフケアを中心に活動されており、メディアに登場することも少なくない、いわゆる”葬式坊主”とは一線を画した浦上住職の、初の著書。

    表紙デザインから伝わる通り、肩ひじ張らずに読める内容。特に著者の実体験に基づくエピソードには、おかしみ多く伝わり、笑いながら本を閉じることが出来た。

    軽い内容なのかと言えば、さにあらず。「推し仏」などという人を食ったようなタイトルでありながら、その実「終末期医療施設」にまつるべき仏さまについて(阿弥陀如来が亡くなった人を成仏させてくれる)頭を悩ませる施設長の話であったり、こころにずしりと残る。

    ところどころ顔を

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    2022年08月29日