倉持裕のレビュー一覧

  • アイ・アム まきもと

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    ネタバレ

    主人公の牧本は、周りと協力して何かを成し遂げるわけではないが、自分の大切にしていることに従って生きることによって周りの心を動かした稀有な人物として描かれる。自分の大切にしていること以外に、ついては何を言われても暖簾に腕押しだが、大切にしていることを否定されると断固として拒否し行動することで結果を出すという、とても極端な人物ではあるが素直にすごいなと感じた。最後は死を迎えるがもう少し報われても良かったのではないかと感じる。

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    2022年12月13日
  • アイ・アム まきもと

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    ネタバレ

    短くてサクッと
    曲がった表現がなく
    マキモトのように真っ直ぐな書き下ろし本
    最後にマキモトが死んでしまうとは思わなかった

    大前提に阿部サダヲを想像しながら読んだからか、
    所々、阿部サダヲならこういう顔して芝居してるのかなと想像しながら読めてファンとしてはそういう意味でも楽しかった

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    2022年12月12日
  • アイ・アム まきもと

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     本書は、第70回ヴェネツィア国際映画祭で監督賞他を受賞した、ウベルト・パゾリーニ監督・脚本の『おみおくりの作法(Still Life)』(2013)をベースに、倉持裕さん脚本の映画『アイ・アム まきもと』(2022)を、黒野伸一さんが書き下ろした小説版です。

     主人公の牧本壮は48歳、市役所福祉課おみおくり係職員。飲み込みが遅く、ピントがずれているのですが、仕事に対する態度は真面目で手抜きをしません。最大の武器は「共感力」なのでした。
     不器用だけど、優しさと決してめげない牧本の行動が、やがて身を結び…、でも最後はとても切ないです。詳細は是非ご一読あれ!
     200p程度で読みやすく、通勤・

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    2022年12月09日