ヤチモトのレビュー一覧
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嵐蒼龍アジトへの潜入スパイ大作戦、意外や意外にすんなり入れるなんてね
正体を緻密に隠しているから入口を探すだけでも苦労するかと勝手に想像していたけど、結構開けたアジトだったようで
ただ、それは無警戒というわけではなく、外へ開く事で敵を誘引する目的が有ったという点がシャオの性格の悪さを示している
そのような相手に捕らえられた時点で彼の策に嵌ったようなもので
自陣営の情報をある程度明かしつつ、今後敵に成るかもしれない陣営に対して離間策を狙ってくるなんて性格が悪い…
まあ、この点に関しては元々クリムとフレイにプレイ方針や思惑の違いが有った点が原因でも有るのだけど
フレイはクリムをライバル兼仲間と思 -
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今巻にて戦ったデザートメロウは大型ボスの為に作画コストが高そうなシーンばかりでこれを作品化した作者さんには尊敬の念を抱いてしまうよ……
敵が巨大な上に攻略ヒントも少なく攻撃も通らない。その上で相手の攻撃は一発一発が致死レベル
そんなの少し挑んで「こんなの無理だ!」って放り投げても可怪しくないのに、力の限りを出し切って攻略を続けるクリム達のプレイヤー精神は底なしだね
デザートメロウの攻撃に耐えつつ攻略の鍵を探って、一つ一つチャレンジして
その中で芽生えるのはリコリスの克己心だね。以前はコミュニケーション能力等の問題で上手くパーティに馴染めなかった。疎外感を味わった事も有る
でも、その経験が -
Posted by ブクログ
ギルドランク決定戦を前に勧誘や敵情視察に忙しい各ギルド、クリム属するギルドもメンバー集めに忙しくなる筈が閑古鳥というのはどうしようもない(笑)
その反面、クリム自身は実力者から勧誘されているのだから何とも奇妙な雰囲気に
けど、実際に予選が始まってみればお荷物的な人物を抱えていても余裕綽々に勝ち抜いていくのはクリム以外も実力者が揃ったギルドと言えるのだろうね
ただ、全ての対戦車を鎧袖一触に出来るわけがなくて
『烏夜ノ尊』はようやく巡り会えた油断ならない相手。状況や敵に応じて戦闘プランを幾つか用意していたのがその証拠か。一時的にはクリムも劣勢に回ってしまっていたほど
まあ、その程度で負けてしま -
Posted by ブクログ
物語の導入こそ裏を感じさせる設定が散見された本作だけど、こうして交流都市にてPvPが始まったり仲間と出会えたりすると、オンラインゲームを舞台とした普通の作品なのだと感じさせるよ
だから、このまま普通にクリムがゲームを楽しんでいければ良いのだろうけど、何処かで思わぬ落とし穴は有るんだろうなぁ……
これまでソロでやってきたクリムが幼馴染二人に出会えたのは大きいね。ソロでレイドボスやPvPを制する力は有っても、あの世界を一人で生き抜く力まで持っているわけではないし
そしてフレイとフレイヤ、更にはリュウノスケを加えた状態で始まるのは鬼退治
…ここでチーム戦が見られるかと思いきや、クリムソロでの戦 -
Posted by ブクログ
舞台は父が制作に携わったフルダイブ型VRゲームということだけど、どうにもこうにも胡散臭いね…
そもそもログアウトせずに3ヶ月間プレイしろというのが可怪しいし、紅の為に作られたかのようなクレイドル、紅が持つ特殊な因子、本来とは異なるスタート地点、そしてラストの台詞。DUOを普通のゲームと考えるにはあまりに無理のある背景。
まあ、他にもプレイヤーが存在しているようだから、ガワは普通に遊べるものなんだろうけど。何処か紅の為に用意された世界のように思えてしまうね
だとしたら、このゲーム世界で紅はクリムとして何をすべきなんだろうね?
右も左も分からない状態で出逢った少年とモンスター。それらは判らない