芹生春奈のレビュー一覧

  • 新訳 東洋の理想
    本書を読み始めたきっかけは、尾崎秀実について取り上げた竹内好編著『現代思想体系 9 アジア主義』(筑摩書房、1963)の中で、最初に取り上げられていた論文だったから(訳者は富原芳彰。現在、講談社学術文庫で読むことができる)。
    新訳が出たばかりならそちらをと手に取ったのだが、正解だった。原著は註も少な...続きを読む