日暮キノコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回は主に同窓会編。付き合い始めの経緯などは、以前出ていた彼女も絡んでなかなか読ませるすれ違いで、ザッピングストーリーの楽しみが満喫できた。
個人的には、「出不精たちの一泊旅行」がわかりすぎてわかりすぎて。
彼のような大雑把な計画は、彼女のように準備を大切にする派からすれば不満が溜まるものだろう。重々承知しておりますとも……。
ただ、彼女主催の旅行ではまた別の面が見えるはずで、できればそちらも見てみたいところだ。(結末の描き方から察するに、期待していいようだし)
マンネリと見る向きもあるだろうが、安定の面白さだと思う。ネタが続くかぎりは続けてほしいところだ。 -
Posted by ブクログ
相変わらずのリアルっぷりである。どちらの視点もよくわかるし、よくわかりすぎてやや身につまされるところがある。
地味なネタだが、食後の洗い物が面倒というのは本当に同感。料理しながらの洗い物は別に構わないのに、全く違った作業である。
余談だが、性については、彼らの関係が反対であってもまた悩ましいところである。
男の側としても、やはりいつも「ヤりたい」ばかり言っていては体目当てと思われてしまうのでは、という引け目がある(こともある)。
なかなか正面切って話すのが難しい話だが、重要な話には違いない。
翔くんの意見や小熊さんの諭しも含めて、学ぶべきところの多い二話だった。ここまでで一番良い -
Posted by ブクログ
これはお見事。売れるのがよくわかる良作だ。
リアリティを保ちながら、生活感から出てくる生臭さは上手く避けられていて、二人の関係が持つ甘さが色濃く描かれている。
わかりやすく言うと「キュンキュンする」と言うやつだろう。「イチャイチャしやがって」でも構わない。
面白いが、一つ気になると言えば気になるのは、この二人の(世間的な意味での)イケてる具合がどれくらいの加減なのか見極めづらいところかな。
漫画の宿命でもあろうが、描き方が一様である以上(花男の世界観にキン肉マンが出ない、的な意味である)、老若や美醜が見分けづらいのだ。
仕方ないところではあるが、ちょっとわかりづらいとは思った。丁 -
Posted by ブクログ
ネタバレ第06話 のっぴきならぬ事情/第一夜
リツコの本音がずしって伝わってきた。切ない気持ちがリアルだった。
第07話 のっぴきならぬ事情/第二夜
のんちゃん編で、のんちゃんのメールを見て、泣けた。そして、リツコ編でまたのんちゃんのメールを見て泣いた。ぐっときたー。
第08話 バトルキッチン
料理をがんばるのんちゃん、健気で好感もてた。
第09話 お試しファミリー
ラーメン店で子どもを叱るリツコ、かっこよかった。
第10話 親子だもん
「オヤジ今日笑ったね!」「俺も思った!」って会話の掛け合いがよかった。そのあとのラーメン店の親子の会話も。