著者は若い頃にアイスランドを旅にしたときに現地の子供に見せた砂漠の写真による子供たちの感動し好奇心を刺激した姿から、写真家になることを決意した趣旨のことを記載されていました。
そして、SNSやネットに世界中の写真があふれる時代においても、なかなか常人では行けない、行くこともない、場所とタイミングを掴み、時には手繰り寄せ、命を懸けて、その風景を撮っていることがわかります。
アマ・ダブラムやエベレストに登るのは死ぬ可能性だってあるからです。
そんな著者の旅路を写真や文章で味わえる希少な体験記なので、冒険好きな方にはおすすめです。