上田優紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
僕が50歳になったのを機に、もっと旅行を、と意識するようになり、手始めに紀行文をたくさん読もうと目に入った一冊。
登山家ではない写真家がエベレストに挑む姿に自分を重ねられたし、その過酷さに緊張感抜群だった。撤退の判断等、経営や勝負にも通ずるところがあるものだなと、とても興味深く読めた。
読みやすい文章のうえ、写真家ならではの写真も多く満足感高い。エベレストは自分ではとても登れないのに疑似体験できたのは貴重でありがたい。
また、ネパールの雪崩事故の後で複雑な思いもあった、ある意味数奇なタイミングだった。
著者のXにはエベレスト山頂でのパノラマ動画もあり、今後の活躍も応援したくなった。 -
Posted by ブクログ
クレイジージャーニーを観ていて、興味を持ちました。
上田優紀さん。
写真家で、世界各地を常に飛び回り、自然、動物などの写真を撮っています。
何がクレイジーかというと、もう世間に知られている景色でも、まだ誰も観たことがない瞬間があるのではないかと考え、その瞬間を撮るためにまさに命をかける。
現地の人から止められたのに、40日間ウユニ塩湖に寝泊まりをして、その瞬間を待つ。
昼間は灼熱、夜は極寒、近くでは雷が落ちている。
それでも、その瞬間を待つ。
そうして、撮られたウユニ塩湖での満点の星空の写真。
地面には水がはられて水鏡と化す。
空一面の星空が、地面にも反映され、地面にも星空。
まさに360度星があり、宇宙のような写真。
その写真は圧巻で、私を一瞬で虜にしました。
そんな心を震わす写真が数多く収録されています。
北アメリカ
ヨーロッパ
南極
南アメリカ
アフリカ
オセアニア
アジア
七大陸で上田優紀さんが撮った、唯一無二の心を震わす写真たち。
なぜその写真を撮ろうと思ったのか
撮りに行く地域の説明
豆知識
旅の行程
などの文章と写真、そしてお目当ての写真が、最後に見開きで登場するという構成。
文章を読みながら、どんな瞬間を切り取ったのかワクワクドキドキし、そして、その期待を上回る写真が登場します。
写真も凄いのですが、上田さんの文章も凄く良い。
海、山、極地、砂漠など、世界各地に赴き、体験したからこそ紡げる言葉には、重み、深みがあり、心を貫かれます。
なぜ上田さんが写真を撮るのか。
世界に隠された未知の風景を伝えることで見た人の心を豊かにしたい。
という想いがあるからだそうです。
間違いなく、私の心は上田さんの写真で豊かになりました。
この世界には、私の想像することさえできない風景があることを知りましたし、そして、その風景は一瞬で心を満たしてくれます。
クレイジージャーニーとされる人の凄さを改めて感じました。
私だと何かを始める時、お金のこと、時間、失敗した時のこと、周りからの目など色々なことを考え、行動するのが遅くなったり、やめたりすることが多々あります。
でも、クレイジージャーニーたちは、自分の好奇心に従い、後先考えず、まず一歩を踏み出す。
これがクレイジージャーニーたちに共通することかなと思いました。