おのりえんのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレもどき??もどきって?っと思い手にとる。
かわいらしい、と思いきや、よーくみると、結構虫が実写っぽくグロイ(?)
児童書にしては珍しく、お母さんが主人公。
でも、なんとなく少女の面影が残っているような人。
四人もの男の子のお母さんなんだけどね。
小さなものたちの声を聞くことが昔からできたらしい。
めぐりゆく季節の中のいろんな出会い。
逆切れジジイがメッチャ腹立った!!
でもあーゆー奴いるよねっ。そして腹立つんだけど
なんか言葉につまってなにも言えないんだよね。
うう、わかる、分かるよ、そのブルブル震える心!!
ラストのスーちゃんとイーちゃんのイラストにメッチャ癒された。
行き場のない親切 -
Posted by ブクログ
ネタバレもどき、がよかったので、他のも読んでみよー、と手にとる。どーやらこれが最初の作品らしい。
表紙にたくさんのゲジゲジたち。
正直、ちょっと手にとるのを躊躇しました。
うう、あんますきじゃないんだよねー。
ウチのクチナシとかにもよくでっかいあおむしついてたりするんだが、あのどっちが前なのか後ろなのか分からないようなとこが不気味でこわい・・・。
それなのに、本編通して、彼らのお話。
たしかに、蛹になって蝶になって、と全く違う生き物に
なるような成長過程は不思議で、本人たちにとって、
その変化はどんなものなんだろう、とか思いはする。
が、やっぱ興味よりも、苦手意識の方が上回り、若干引き気味に通読。
あ -
Posted by ブクログ
読み始めて気がつきました。
これは『虫のいどころ 人のいどころ』(春編)『虫のお知らせ』(秋編)の続編でした。
大好きなおのりえん・作、秋山あゆ子さんの虫なのに美しいイラスト!だけど、シリーズ3冊目の秋編だとわかるように書いておいて欲しかった・・・
主人公はよりさん。主婦。 小学生二人、保育園児二人、合わせて4人の男の子の母。だんなさんの仕事の都合で、自然ゆたな地に引っ越してきて、まだ新参者です。
田舎暮らしならでは、虫にも出会います。よりさんは、虫なんか苦手!触りたくない!だけど、無下に殺したりはしない。
小さな命を大切に、自然の中で、虫ともこころを通わせながら毎日を過ごすよりさん。
-
Posted by ブクログ
連続短編集?
嫌いな虫の事を調べているのを、虫好きと勘違いされた
お母さんの話。
確かに都会ほど虫がいない環境はないです。
しかし彼らは適合している…。
という話かと最初の方思っていたのですが
どんどんと不思議な方向へ。
おかげで、本当にこの虫はいるのだろうか? と
考えてしまいました。
調べたら一発で分かるでしょうが、それはそれで
夢がなくなるような気がします。
現実の、ほんの少し横にある不思議。
突如がらりと変わるわけではなく
近所の人と語るかのように出てくる不思議。
しかし、ものすごく現実的だったのは
皮膚科のお医者さんの台詞でしょうか?w