あらすじ
都会から緑こく、虫の多い田舎に引っ越して来たよりさん6人家族。まるで虫たちが呼び寄せたような不思議な事が次々に起き、都会育ちで虫嫌いの家族の悲喜劇が始まります。
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桂サンおすすめ本。
なるほどオススメされた訳が解る♪
結構自分の中では「なんか、わかるぅ~」って本。これが児童書のコーナーにあるのがいいね。主人公は、お母さんなのに。
でも、この本を必要としている人の元に一番届くのって、そこだろぉな…って思った。
不思議…と思っちゃうか、あったかい…と思うかでカテゴリも変わりそうな本。
私はほっこり癒されました。
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やさしい言葉がたくさん散りばめられていて、読むだけで癒された。そして今まで生きてきた私の人生の中で虫にまつわる思い出が一気に思い出された。
小学生の頃に自分のせいで死んでしまったいもむしのことを思い出した。あの時は本当に苦しくて悲しくて自分に怒った。いもむしを庭に埋めながらひっそり泣いた。心の中でごめんね、ごめんねって言いながら…。
そんな思いを忘れないで、よりさんのように日々を生きていきたいと思う。
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虫が苦手なよりさんに、どういうわけか虫がめぐってくるお話。
わたしもかつて家の隣で大発生して大変だった、シロヒトリのお話もあり、とても楽しく読みました。
わたしはヒトとしてシロヒトリを煩わしいと思っていたけれど、シロヒトリもなんとか生きていかねばならない。虫側の気持ちを考えるきっかけとなりました。
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自然いっぱいの田舎に家族で引っ越してきた主婦の、虫とご近所さんにまつわる色々なエピソード。
淡々と話は進む。サクサクと読みやすい。
所々ファンタジー?虫が苦手でも親しみがわくかな…。
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連作短編7編
幼虫の様子があまりにもかわいくて.調べてみたらちょっと気持ち悪かったり.でも生き物にそそぐおおらかな愛とよりこさんのちょっと不思議な霊感の見せる時間が,読んでいる者をほっとさせてくれる.
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もどき、がよかったので、他のも読んでみよー、と手にとる。どーやらこれが最初の作品らしい。
表紙にたくさんのゲジゲジたち。
正直、ちょっと手にとるのを躊躇しました。
うう、あんますきじゃないんだよねー。
ウチのクチナシとかにもよくでっかいあおむしついてたりするんだが、あのどっちが前なのか後ろなのか分からないようなとこが不気味でこわい・・・。
それなのに、本編通して、彼らのお話。
たしかに、蛹になって蝶になって、と全く違う生き物に
なるような成長過程は不思議で、本人たちにとって、
その変化はどんなものなんだろう、とか思いはする。
が、やっぱ興味よりも、苦手意識の方が上回り、若干引き気味に通読。
あと、ヨリさんの人物造形がイマイチつかみとりにくい、といいますか。
たかがスーパーにいくのにじゃらじゃらとしたピアスとしていく赤い髪の女性・・・・。
あれ??そーゆーイメージ??
文に書かれている人と勝手に自分の中でできあがっていたイメージに若干のズレが生じ、そこにどーも違和感が・・・。これは、あれだな、いわゆる私の中の偏見、とゆーか、思いこみ、とゆーか、そーゆーとこから生じてるものなのだろうな、やれやれ。
家の中にいる虫を、外に放すってよくやる。
ここじゃない、私の目に入らないとこで生きてておくれ、とゆーこと。
まあ、完全にこっちのエゴなわけで。
それで、それなりに生きていく虫もいれば、
全く違う場所にやられて、結局死ぬしかない状況に追い込まれる場合もある、だろうなあ。っと、食草の話に思う。
切っ先の命、かあ。
でも、その命も私は潰してしまう場合もある気がする・・・。
食事は確かに楽しく食べたい。
けど、やっぱ朝からインスタントラーメンはどうなんだ?と思ってしまうのは私の頭が固いのかしら?
子どもに合わせること、と子どもにおもねる(表現あってるかどうかイマイチ地震ないが)ことと、
結構皮一枚なとこがありそう。
まあ、そのへんの匙加減ってのを考えるのが親の役目であって、ヨリさんがよし、としているなら、
それでよいんだろうが。
表紙のゲジゲジたちが・・・、と思い裏返したら、
裏表紙にもイモムシたちが・・・・。
内容はいいんですが、虫苦手な子には絶対手にとれない装丁だなあ、としみじみ。
にしても、虫嫌い嫌い、というわりにしっかり飼育しているけれど、そもそも虫嫌いの設定にする必要はあるんだろうか?
あ、和和をにこにこって読むってゆーのに、
へーボタンを押した。
そーなんだー。どっちかっていうとにぎにぎ、とかのほうがらしいけど。
なんだかたのしげな言葉でいいですなー。
Posted by ブクログ
なんだか不思議な小説だった。
近くにあるような、ないような、掴み所のない感じ。
ゆったり優しい時間が流れている感じ。
昆虫図鑑を開いて、小説に出てきた虫を調べてみたくなった。