あらすじ
夏は虫の季節。田舎に引っ越して来た家族は、豊かな自然との付き合い方を虫を通してひとつひとつ学んでいきます。ナメクジであろうと、毒虫であろうと、命をつないでゆこうとする、その営みに圧倒されながら…。
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Posted by ブクログ
虫嫌いのよりさんが、いつのまにか虫と仲良く暮らしてる。かわいいお話でした。
セミノ丸、めちゃかわいいです。「ホウホウ、オ目ガ高イ。目ノ御馳走也ナア……。見ルト、ミントノ味ガ目ニ広ガッテ、スーット涼シクナル也ー」
秋山あゆ子さんの挿画も素敵でした。
Posted by ブクログ
よりさん、すてきな感性をもってていいなあ。
そんな風に生きていきたい。
前作と同様、いえそれ以上に一話一話が愛しいお話。
文章が優しくて、温かくて、心に沁みる。
あさひとダコタのお話が一番好きで、最後は思わず涙が溢れた。
Posted by ブクログ
虫が嫌いな私だけど、読み進めていくうちに嫌悪感が薄らいでいく。ほんの少しの間だけ、子どものような生き物への純粋な興味、好意に満たされる。
リアルな虫の挿し絵に、びくっ!としつつ愛でる自分。
Posted by ブクログ
連続短編集?
嫌いな虫の事を調べているのを、虫好きと勘違いされた
お母さんの話。
確かに都会ほど虫がいない環境はないです。
しかし彼らは適合している…。
という話かと最初の方思っていたのですが
どんどんと不思議な方向へ。
おかげで、本当にこの虫はいるのだろうか? と
考えてしまいました。
調べたら一発で分かるでしょうが、それはそれで
夢がなくなるような気がします。
現実の、ほんの少し横にある不思議。
突如がらりと変わるわけではなく
近所の人と語るかのように出てくる不思議。
しかし、ものすごく現実的だったのは
皮膚科のお医者さんの台詞でしょうか?w