情報文化研究所のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とても興味深かったです。ビジネスを自分で行う上で参考書として持っておきたいなと思った本でした。
バーナム効果
あいまいな性格に関する記述を目にしたとき、人は自分に当てはまっているととらえてしまうこと。
以下の文章に騙されないぞ。
•人に好かれ賞賛されたい
・自分自身に対して批判的な傾向がある。
・まだ利用されていない能力がある。
・性格的に弱点もあるが、大抵それを補っている。
・不正的な適応に関する問題を抱えている。
・外面は自律的で自己管理しているように見えるが、内面的には心配性で不安定な傾向がある。
・時々自分の決断や行動が正しかったのかどうか深刻に悩むことがある。
・ある程度の変化と -
Posted by ブクログ
行動経済学…とかのジャンル分けされても浅学なためによく分からなくて、常に「〇〇による先入観」として読んでた。
本当にどれも自分や周りに当てはまるからこの本読むと呪いみたいに「あーこれは〇〇バイアス掛かってるな」って脳内に出てきちゃう。褒め言葉です。
前作(緑)を読んだときの感想で、「人間臭さを決めてるのは何かしらバイアスから生まれる先入観だと思うので、だからこそ人間行動学や心理学、哲学などに繋がって来るとは思う」みたいな事をドヤ顔で書いてて、この本を読んだ時に「人はバイアスのない状態はありえない」ってもう書かれてあって、ドヤ顔してたのが恥ずかしい… -
Posted by ブクログ
ネタバレ本当は☆4.5。
良い本。すごく分かりやすいし良くまとまっている。これを一通り読んで「こういうバイアスがあるんだな」と認識すれば、全てを記憶することはできなくてもきっとその後に影響がある(はず)。
一番良かったのが最後に「知識の呪縛」で終わるところ。
「さて、この本を読み終えると、あなたはバイアスについてある程度の知識を手に入れることと思う。ここで考えを巡らせてほしいのは『バイアスについて知識のない人たち』のことである」というように、この本を通して知識をつけた読者に向かって、そうでない人へバイアスを持っていないかと釘を刺して終わる。これをいわば「あとがき」の代わりとしているのである。去り際が