情報文化研究所のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
とても興味深かったです。ビジネスを自分で行う上で参考書として持っておきたいなと思った本でした。
バーナム効果
あいまいな性格に関する記述を目にしたとき、人は自分に当てはまっているととらえてしまうこと。
以下の文章に騙されないぞ。
•人に好かれ賞賛されたい
・自分自身に対して批判的な傾向がある。
・まだ利用されていない能力がある。
・性格的に弱点もあるが、大抵それを補っている。
・不正的な適応に関する問題を抱えている。
・外面は自律的で自己管理しているように見えるが、内面的には心配性で不安定な傾向がある。
・時々自分の決断や行動が正しかったのかどうか深刻に悩むことがある。
・ある程度の変化と多様性を好み、禁止や限定を加えられると不満を覚える。
・自分自身の頭で物事を考え、証拠不十分な他人の発言をそのまま受け入れたりしないと言う自信がある。
・自分のことを他人に素直に化しすぎるのは賢明ではないと思っている。
・時として外交的で愛想が良く社交的であり、また時として内向的で用心深く内気
・抱いてる望みのうちいくつかは、かなり現実的ではない。
・生活における大きな目標の1つは安全です。 -
Posted by ブクログ
行動経済学…とかのジャンル分けされても浅学なためによく分からなくて、常に「〇〇による先入観」として読んでた。
本当にどれも自分や周りに当てはまるからこの本読むと呪いみたいに「あーこれは〇〇バイアス掛かってるな」って脳内に出てきちゃう。褒め言葉です。
前作(緑)を読んだときの感想で、「人間臭さを決めてるのは何かしらバイアスから生まれる先入観だと思うので、だからこそ人間行動学や心理学、哲学などに繋がって来るとは思う」みたいな事をドヤ顔で書いてて、この本を読んだ時に「人はバイアスのない状態はありえない」ってもう書かれてあって、ドヤ顔してたのが恥ずかしい… -
Posted by ブクログ
ネタバレ情報を正しく選択するための認知バイアス事典
第Ⅰ部 認知バイアスへの論理学的アプローチ
01 二分法の誤謬 / 02 ソリテス・パラドックス / 03 多義の誤謬 / 04 循環論法 / 05 滑りやすい坂論法 / 06 早まった一般化 / 07 チェリー・ピッキング / 08 ギャンブラーの誤謬 / 09 対人論法 / 10 お前だって論法 / 11 藁人形論法 / 12 希望的観測 / 13 覆面男の誤謬 / 14 連言錯誤 / 15 前件否定 / 16 後件肯定 / 17 四個概念の誤謬 / 18 信念バイアス / 19 信念の保守主義 / 20 常識推論
第Ⅱ部 認知バイアスへの認知科学的アプローチ
01 ミュラー・リヤー錯視 / 02 ウ サギとアヒル図形 / 03 ゴムの手錯覚 / 04 マガーク効果 / 05 サブリミナル効果 / 06 吊り橋効果 / 07 認知的不協和 / 08 気分一致効果 / 09 デジャビュ / 10 舌先現象 / 11 フォルス・メモリ / 12 スリーパー効果 / 13 心的制約 / 14 機能的固着 / 15 選択的注意 / 16 注意の瞬き / 17 賢馬ハンス効果 / 18 確証バイアス / 19 迷信行動 / 20 疑似相関
第Ⅲ部 認知バイアスへの社会心理学的アプローチ
01 単純接触効果 / 02 感情移入ギャップ/ 03 ハロー効果 / 04 バーナム効果 / 05 ステレオタイプ / 06 モラル信任効果 / 07 基本的な帰属の誤り / 08 内集団バイアス / 09 究極的な帰属の誤り / 10 防衛的帰属仮説 / 11 心理的リアクタンス / 12 現状維持バイアス / 13 公正世界仮説 / 14 システム正当化バイアス / 15 チアリーダー効果 / 16 身元のわかる犠牲者効果 / 17 同調バイアス / 18 バンドワゴン効果 / 19 ダニング=クルーガー効果 / 20 知識の呪縛
認知バイアスに関して論理学、認知科学、社会進学の観点からまとめたものです。
元々認知科学的な観点のものだけだと思っていましので、色々と勉強になりました。
進化の途中で身に付けた様々なバイアス思考。
もう不要になってしまったものをどうやって補正するか?自分はどの程度バイアスが掛かっているかを常に考えながら思考しないと思わぬバイアスの罠に掛かってしまうことを肝に銘じる必要がありそうです。
惜しむらくは名前は違うけれど結構似ているものが多く収録されていて、もう少しスッキリまとめる方法はなかったのかな?というところが残念です。
竹蔵 -
Posted by ブクログ
ネタバレ事典として家に置いておいて、普段の生活でバイアスを感じた時に振り返りたいなと思った。実体験と結びつけられると、より無駄遣いやウソの統計、情報の妄信に気をつけられると思う。
以下、備忘録。
✿--------------------------------------------------✿
・フレーミング効果
同じ情報、結果、内容であっても、伝え方や質問表現を変えることで受け手の判断に影響すること。
・利用可能ヒューリスティック
自分がよく見てきたもの、印象に残っているもの、アクセスしやすい情報を基準にして、意思決定や判断を行うこと。
・グーグル効果
インターネットの検索エンジンの利用で簡単に収集できる情報について、記憶する能力が低下する現象のこと。(デジタル健忘症)
・敵対的メディア認知
メディアが自分の嫌悪する陣営に有利な報道をしていると認知する傾向のこと。
・素朴実在論
世界は自分の眼に見えたままに存在しているという考え方。(哲学的な見地からも、人は究極的にバイアスのない状態にはなりえない。)
-
Posted by ブクログ
ネタバレ本当は☆4.5。
良い本。すごく分かりやすいし良くまとまっている。これを一通り読んで「こういうバイアスがあるんだな」と認識すれば、全てを記憶することはできなくてもきっとその後に影響がある(はず)。
一番良かったのが最後に「知識の呪縛」で終わるところ。
「さて、この本を読み終えると、あなたはバイアスについてある程度の知識を手に入れることと思う。ここで考えを巡らせてほしいのは『バイアスについて知識のない人たち』のことである」というように、この本を通して知識をつけた読者に向かって、そうでない人へバイアスを持っていないかと釘を刺して終わる。これをいわば「あとがき」の代わりとしているのである。去り際がかっけえ。