藤掛直人のレビュー一覧
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■ファンづくりの3つのプロセス
①個性の定義と体現
②体験価値の最大化
③体験人数の増加
「それを知って、どんなアクションにつながるのか?」これは私がゲーム事業をやっていた時にデータアナリストから常に問われたものです。明確な答えが出せず、データを見れば取るべきアクションが分かるだろうと強引に実施した際は、大抵の場合データを収集した後に何のアクションにもつながらず後悔することになりました。そのため、ゲーム事業を離れた今も「それを知って、何になるのか?どうするのか?」と常に自問するようにしています。
時間やコストの浪費を避けるためにも、データ収集の前に目的を明確化するべきなのです。さらに、目 -
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・ファンをつくる力
2割のコアファンが8割の売上を作る(パレートの法則)
収益を得られる仕組みを作り、得られた利益で再投資し、サービス拡充(提供価値の向上)
AIDMAのactionは、一般的に購入などのCVの意味を持つことが多い。
ただここではactionをCVに限らず、実際にお金を使ってくれていないけど、口コミを広げてくださっている方々なども含める。(その方々は、CV数に間接的に影響を与えている)
リピーターとファンをしっかり線引きすること。
そもそもファンとは「ブランドやプロダクトの個性を支持し、意識的にリピートし続けている人」
時間やコストの浪費を避けるために、データ収集の前に -
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オンラインとオフラインを交差させるファン導線
プロスポーツチームのマーケティング戦略における「考え方」のバイブル。(真の"戦略"と呼べる)
■概要
ファンづくりの要諦がOMO 的に分かる本。オンラインとオフラインを連動させてファンを作るというゴールのKPIを様々なデジタルチャネルに設定し、その達成のためのポイントが分かる
・ファンづくりは以下の3つのプロセスに分けられる
1.個性の定義と体現
2.体験価値の最大化
3.体験人数の増加
・さらにデータ活用とデジタル施策の3×2マスに分解して考える
- データを取るための様々な工夫、アンケートやLINE、YouTubeコ -
Posted by ブクログ
プロバスケットボールチームの川崎ブレイブサンダースがSNSを活用していかにしてファンを獲得していったかが書かれている。
SNSを使って事業周知を促したいと考えていたので、そのタイトルから本書を手に取ったが、期待していたような内容ではなかった。
というのも、それらを応用できるようなヒントというより、著者の実績披歴に終始している感があったからだ。
参考になるかどうかは業界にもよるのだろうが、私の場合はそれに当てはまらなかった。
ただ、SNSそれぞれの特徴を生かして、リンクさせるように相互に活用しているのは興味深かった。
特にTikTokとYoutubeの使い方は参考になる部分も多いのではないだろう