山崎まどかのレビュー一覧

  • ノーマル・ピープル

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    ネタバレ

    面白かった。ところどころ、ここの感情の流れ良いなってところがある。
    二人ともさっさと結婚しちゃえよと思った。
    うやむやなあなあ、でも離れがたく、しかしすれ違ってしまう。どうしてわからないのだろう。でも気にしてしまう。喜びを見いだしてしまう。
    面白かった。
    男女逆でも面白そう。

    ヒット作でドラマも面白いらしい。ドラマ見たいな。

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    2023年08月09日
  • ノーマル・ピープル

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    何かが違ったら——
    ふつうに恋人になってたかもしれないし、ふつうに親友になっていたかもしれない。でもそのどっちでもない。根が繋がっていて、最高にしっくりくるバディに見えるのに、「何か」でこうもすれ違ったり傷ついたり、くっついたり離れたり。不思議なものだけどそういうものなのか。

    コネルがずっと「お前」って言うのだけ気に食わなかった。笑

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    2023年06月09日
  • ノーマル・ピープル

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    ネタバレ

    どんだけすれ違うんだよ!とツッコミたくなったけど、そんなもんだよね〜素直になれないよね〜とも思いながら楽しく読んだ。まぁそれが普通なのかもね。2人のその後が見たい気もするけど、ここで終わるのが良いっていう物語でもあるよな〜。爽やかな余韻。会話で進んで行くのでサクサク読めちゃうし、面白いんだけどなんかちょっと足りないような気もするかな。

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    2023年05月01日
  • ノーマル・ピープル

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    ネタバレ

    ストーリーも内容に似合った文体もセンスがあって良かった。深いところで惹かれあい、恋人になったり別れたりしながら成長していく姿にヤキモキしながら、最後の場面でほっとした。でも、またこの先どうなるかは分からない気もしたけど。
    マリアンが虐待されて育ったために心のどこかが壊れている、そのことが読みながらずっと理不尽で、母親の虐待の原因が知りたかった。

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    2023年04月05日
  • ノーマル・ピープル

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    海外の作品にはずっと抵抗感があったけど、この作品はスイスイ読めた。
    登場人物の横文字の名前や地名が、固有名詞としてではなく、単なる記号としてか入って来ず没入できなかったのが原因だったかも。
    でもこの作品に関しては、色んな登場人物が出てくるけど、とにかく主役2人だけがわかればあとはそんなに重要ではないというか、そこの軸がぶれなければどんどんのめり込む物語だった。
    またその没入感は、会話のテンポや会話と地の文が続いているように読めるっていうのも理由だったかも。原文を読んでいないからわからないけど。
    そうなると、翻訳が自分に合っていたのかもしれないし、そこの重要性をかなり感じた。また、読み慣れていな

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    2023年02月16日
  • ノーマル・ピープル

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    ネタバレ

    (帯より)
    コネルとマリアンはアイルランド西部の小さな町で育った。だが2人の共通点はそこまで。コネルは学校の人気者だが、マリアンは一匹狼だった。二人がぎこちなくも火花が散るような会話を交わす時、人生が変わる何かが始まる。
    お互いに惹かれ合いながら、離れようとするのに、結局は離れならないコネルとマリアンの数年にわたる友情と恋愛を会話で魅せる。
    セックス と主従関係、傷付けたい衝動と傷つけられたい衝動、愛したい気持ちと愛されたい気持ち、人が変わるのがどれほど難しいかを推しててくれる、今までにない守護くのラブストーリー。


    縁があるかないか、生まれ育ちの環境、どうしてもうまくいかない部分が出てしま

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    2023年02月16日
  • ノーマル・ピープル

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    ネタバレ

    とても繊細に語られる恋愛小説。
    コネルとマリアンに幸せになって欲しいとただただ願う気持ちで読み進めた1冊でした。

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    2023年02月13日
  • ノーマル・ピープル

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    数時間で一気読みした。セルフメディケーション本です。


    ただの小さい町で育った2人の幼馴染の恋愛小説だと思ったけど、全然違かった。社会的格差やいじめ、恋愛の不平等さ、孤独感、フェミニズム...様々なことを考えさせられる一冊だった。個人的に共感することも多くあった。読んでいてお互いが孤独感を感じて、依存していると思ったけど、最後のページ、最後の数行でのマリアンの言葉で全て納得した。本当に素晴らしい、素敵な本でした!

    ※アディ・ラルーが好きな方はオススメです!
    しかしながら、翻訳が少々...と言った感じは(個人的に)ありました。なので星4です。意味は分かるけど、なんとなくわかりずらいような感じ

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    2023年01月14日
  • カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ

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    自分が傷ついているのを見せるのは負け、それで相手に辛辣な言葉を吐いてしまう。そういう場面が、何度も繰り返し出てくる気がする。
    ボビーもフランシスも、近くにいたら仲良くできないし面倒な子たち。でも自信家に見えるボビーがふと吐く本音、やめとけよーと思うけど、混沌に飛び込んでくフランシス。2人とも清々しかった。

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    2022年09月07日
  • 真似のできない女たち ──21人の最低で最高の人生

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    山崎まどかさんの本が好き。
    知らない人ばかりで、実話なの?と驚くばかりの女性たちの人生。
    彼女たちの人生は憧れとも尊敬ともつかぬ気持ちを抱きます。

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    2022年08月31日
  • カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ

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    彼がいつものように全部小文字でメールを書いていたので、気が楽になった。こんな緊迫した状況で大文字を使われたら、もっと大事件に感じたことだろう。

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    2022年06月22日
  • カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ

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    ネタバレ

    ストーリーや起こるできごと、ひりひりするような若さは超普遍的でありつつも、登場人物の設定や関係性、ディテールの描写は超現代的で、とてもおもしろかった。また、文章が読みやすく、ぐいぐい読んでしまった。

    知的ユーモアあふれるフランシスの視点が本作の大きな魅力だと思うのだけれど、若さゆえか主観的な評価と周囲の反応が食い違っていることも多いのがスリリングで、フランシス本人を含めキャラクター造形を想像する作業がとても楽しかった。

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    2022年02月14日
  • カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ

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    21才頃のアイルランドの知的な女子大生とさらに知的で美しいレズビアンの友達、そこに入り込む気弱なイケメン俳優と作家の妻の夫婦の間の人間関係をメインにゆっくりと少しづつ人間関係が動いて戻ってまた動いてしていく。ゆったりとした、だけど感情の起伏は激しい物語の流れの中で人と人の間の微妙なつながりやずれが詩的にに描かれる。会話と地の文が一続きになったクールな文体が不思議と癖になり、性別も年も違う主人公の心になんとなく寄り添ってしまう自分がいた。

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    2021年12月07日
  • カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ

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    「年上の既婚男性と不倫」という枠にはめたくなるけど、二人や取り巻く人たちにそれぞれの事情があって、全く一筋縄ではいかないというのがリアルだった。ニックとの関係に悩むフランシスの本音とか、完全無欠の勝者のようなメリッサが見せる弱さとか、共感するところも多く、登場人物たちに感情移入して読めた。

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    2022年12月08日
  • カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ

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    シンプルな文章が良かった。
    フランシスは知的に振る舞うけど
    時々痛々しさを全面に出してて(多分無意識)
    そこが読んでて自分にも同じシーンではなくても
    似たような振る舞いをしてたなあと思い出した。

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    2021年11月10日
  • カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ

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    ネタバレ

    特異ではない関係性が、当事者の言葉によって複雑な関係性を持っているということがわかる。
    村田さんの帯の言葉に納得。

    ずしんとくる読後感。浮かび上がる問題や疑惑に自分も一呼吸おいて考えないと読み進められなかった。凄まじい、、

    最後のシーンは特に大切にしまっておきたい。惹かれ合う間柄において、こんな会話ができたらいい。

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    2021年10月03日
  • ありがちな女じゃない

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    海外ドラマ「Girls/ガールズ」の立役者レナ・ダナムの自叙伝エッセイは訳本の読みづらさが散見するも各エピソードは面白く堪能できる。身を削る彼女の表現力に喝采。

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    2018年10月09日
  • 「自分」整理術 好きなものを100に絞ってみる

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    ただ単にオサレなモノだけじゃなくて、カルチャーも入ってるところが良いわ。ブルックスブラザーズのブレザー見に行きたくなった。

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    2016年01月21日
  • 「自分」整理術 好きなものを100に絞ってみる

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    疲れきって、自分らしく過ごすことをすっかり見失ってしまったので選んだ本。
    山崎まどかさんは好きなものの感覚が似ているので、読むというよりはビジュアルブック的にいつも手にします。彼女に教えてもらった音楽や小説は数知れず。いつも、素敵なものを教えてくれる憧れの先輩とのランチタイムのような本です。

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    2014年07月16日
  • 「自分」整理術 好きなものを100に絞ってみる

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    タイトルで連想されるような断捨離本ではないです。
    なんだかなぁと思いつつ、憧れる生活なのは否定できない。

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    2014年06月16日