やっっっっと読み終わった……!
なんてボリューミー。なんて濃厚。
ヨーグルトの本。タイトルの通りです。
スーパーやコンビニで普段目にする企業のヨーグルトから、ご当地ヨーグルトまで満遍なく知識が詰め込まれた本。
約200ページ、ぜーんぶヨーグルト。
ヨーグルト愛、すさまじい。
しかも最後の著者紹介を見て驚愕。毎日1~1.5kgのヨーグルトを食べているとな。お体大丈夫なのか?
ボリューミーなので、ちょっと興味あるわーくらいの方は全部読まなくても良いかも。大変なので。
ご自身が今お住まいの地域や、生まれ育った地域だけ読んだり。
パラパラして気になったところだけ読んでみたり。
ギフト探しにも良いかもです。
ただ私としては、向井さんの食レポがとってもお上手で美味しそうで唾液がじゅわっと、特に酸味の説明のところはじゅわじゅわ〜っと出てくるので、全部食レポだけでも読んで欲しい!
それで気になったものだけ全部読んでみて、気になったら買ってみるとか。
私はこの前、岩盤浴に行ったのですが自販機に売っている牛乳を見て「これは○○地方のあの企業だ……」となってしまいました。
日常的に乳製品に触れる方にオススメです。
【以下、本文でなるほどと思ったところ】
飲むヨーグルトは希釈されているのではなく、固形のものを撹拌して液状にしただけで成分は全く同じ。どれだけ撹拌したか、乳酸菌の特性でサラサラ度が違う。
日本で初めてヨーグルトを販売したのはチチヤス。
ヨーグルトを食べていたら花粉症がマシになったと話題になっていたが、アレルギーは免疫の過剰反応であり、免疫は腸内環境が司っているためあながち間違いでもないらしい。
さらに言うと目や鼻の不快感を緩和すると謳ったヨーグルトもあるらしい。
粘度が高く、容器の内側に残ってしまった飲むヨーグルトは、容器に牛乳を入れて振ると最後まで楽しめる。
ノンホモジナイズという脂肪球を壊して他の成分とサイズを揃えることをしないと、生乳本来の味に近くなる。
脂肪球が浮いて、ヨーグルトの上の方にクリーム層ができる。甘みたっぷり。
ホモジナイズする利点は、味が濃く感じやすくなる、消化吸収が良くなる、など。