アレクシス・ホールのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
呪い(を呪いと思えないひとの、呪い)との付き合い方と、理解、やはり愛は理解なんだ、と 赦しとはちがう受け入れと、寛容と、肯定 めちゃくちゃ笑って泣いて、素晴らしい風と朝日の読後でした。良すぎた。続編の邦訳たのしみ
この、物語…というか、ひととなりの掘り下げ、描写の、ある種鬼のような細かさは本当に読み応えがあって、深く共感と同時に耳が(耳からじゃないけど)痛い思い…笑
多面性と、思いやり…というより思い込み?そう、そう…だから人との付き合いって、…!(200hell)とうんうん頷いてしまうところが本当に多くて、だから難しくもあり、深くもあるんだな、して、この頑なさが本当に己を見ているようでつ -
Posted by ブクログ
ネタバレロックスターの息子・ルークと弁護士のオリヴァーは、それぞれの事情からフェイクの恋人同士になる。
ルークの一人称視点で展開する、中々心を開けないラブコメ。扉が開かれる時間は、いつも非常識な時間だけど、非常事態だから仕方ないね。
タイトルとあらすじから、結局両想いになるやつでしょ~なんて見守ってたんですが、二人とも厄介な思考すぎて両片思い状態が長かった。
二人を取り巻く友人やルークの同僚たちのアクが強い。ブリッジは最高。
ラストシーン、夜明けを玄関で迎える二人が互いの気持ちを語り合う様子に微笑ましさを感じるんですけど、家の中にプリヤがいるのを想像するとめちゃくちゃおもしろいんですよね。絶対ドアの -
Posted by ブクログ
ストーリーは面白かったと思う。主人公がその生い立ちからかひねくれてしまった男の子で,以前会って第一印象が良くない堅物の弁護士に,あるイベントのためにお互いの利点が重なって,臨時の恋人になってもらうストーリー。
二人の性格の違いもよく描かれていてそれがおもしろいジョークや嫌味がうまく絡まっていたし。しっかり盛り上がりの山場もあって,二人がうまくいったとき時は嬉しかったし,うまくいかないと涙が出てしまったし。それぞれのしがらみは人種関係なく一人一人の人間としてと共感できた。主人公のルシアンが根本的には変わらないけど成長していくのは見ていてとても嬉しかった。友人たちとの関係も最初は変な奴らにしか思